旅立ちの日に
小学校6年生。
なんと美しいのだろうかといつも思う。
卒業に向けて動き出す秋から冬にかけての6年生。
言葉では言い表せない、何とも言えない空気をかもし出す。
写真は、今日の一場面。
M.Kさんが僕のキーボードで
「旅立ちの日に」を弾きだした。
自然に周りに集まって歌い出す子ども達。
『美しい!!!』
思わずシャッターを切る。
教育の真髄は「美」である。
心の底の美しさを、いかにして引き出すか。
その「美しさ」を見たことのある教師は、
自分の人生をかなぐり捨てても、 もう一度それを見たいと思う。
それもまた「強化学習」のひとつなのではないだろうか。
『旅立ちの日に』
白い光の中に 山なみは萌えて
遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ
限りなく青い空に 心ふるわせ
自由を駈ける鳥よ 振り返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢をたくして ♪
こんなドラマな仕事は、他にはないぞ!
僕は教師になって、本当に良かったと思う。