変わりゆく街、変わりゆく時代 | 井上一洋の散歩道。

井上一洋の散歩道。

東京都を中心に活動中のシンガーソングライター井上一洋が、

日常を散歩しながら思うこと・感じることを綴っていきます。

昨日少しお酒を飲ませていただいたんですが、
そのお店はビアホールで、
本場ドイツのビールを扱うお店。
メニューもドイツ系のものばかりなんです。

でもここは日本です。
日本のメニューももちろんありました。
北海道の海の幸と、鹿児島の黒豚を使ったもの。
これは食べなかったんですけど、
ものすごくおいしそうでした。

このお店に限らず、
東京に来てからはいろんな地方のものが集まってることに気付きます。
人だけじゃなくて、物も各地から来ています。
食べ物もそうなんですよね。
愛知県にあるお店が東京に進出していることもありますからね。
僕としてはやっぱり地元ですからね、
愛知の味が東京でも食べれて嬉しいという気持ちもあります。

しかしですね、その反面、
そういうのを見ると僕はいつも思うんです…

地元のお店が東京にあるということは、
おそらく地元から材料を運んでるわけですよね?

ということはその分輸送費がかかるわけですよね…



フードマイレージって知ってますか?



僕はここ1、2年で知ったんですが、
これは「食料の ( = food) 輸送距離 ( = mileage) 」ということですね。

つまり、どれだけ食品に輸送費がかかっているか。
フードマイレージが高いほど輸送費をかけているということ。

日本各地のおいしいものを食べれるのは嬉しいことなんですが、
その莫大な輸送費がかかっているんです。


これって、環境にはよくないことなんですよ。


当然なんですけど。

地方から東京まで運んだらお金もかかるし、
車で運べば排気ガスもでる。
地球にはよくないことなんです。

実は日本は、


このフードマイレージが、世界でも断トツで1番高いんです。


これは僕も最近知って驚きました。

その地方地方でおいしいものがあるのに、
わざわざ遠くから取り寄せなくても、って思いますよね。
たしかにおいしいものを食べたい気持ちもわかりますけどね。

日本は贅沢な国だなって思いますね。
豊かすぎるんでしょうね。

マザーテレサも言ってますね。


日本は「心の貧しい国」だと。



たとえば、ネット販売もそうです。

地方のお菓子メーカーはこぞって通信販売をしてますね。
これも莫大な輸送費がかかっています。

なんにしろ、生きて行くにはお金が必要です。
そのためにはたくさん稼がないといけない…
その気持ちもわかるんですけどね。


でも、どこに行っても買える、
どこにいても買える、
便利だけど、少し寂しい気もします。

その土地で食べるからいいなって思うのであって、
現地に行った人からお土産としてもらうからいいのであって、
なんでもかんでも手に入るというのも…
心の貧しさを生んでしまいますからね。

高速道路のサービスエリアでも、
全然違う地域のお土産とか売ってたりして、
少し疑問に思う時ありませんか?



島国ですから、仕方ない部分もあるでしょう。

みなさんいろんな事情があるでしょう。

でももう少し地球のことや地元愛を大切にしてほしいです。


生活は豊かであっても、


心が貧しくては意味がありません。