明日はフジックスとヒトミックスの結婚式かぁ。
早く寝よっと。
あの二人もようやくゴールインって感じだな。
そう言えばフジックスとヒトミックスに言われた
『乾杯の挨拶を信達さんに任せている。
そこで、式に来てくれた人に
この人がいかに凄い人かを知ってもらう為に紹介VTRを作って欲しい。』
って言うのと
『みんなに最後に渡すプチギフトを
【マスクドCoCo壱パッケージのレトルトカレー】にしようと思っている。
そこで、これまたみんなにマスクドCoCo壱さんを知って貰うためにお祝いコメントVTRを撮って来て欲しい。』
ってのを編集して作ってはみたものの、
みんなに伝わるといいなぁ。
中でも、【信達VTR】は本人には内緒で当日本人を驚かせようという話だから
これを見た信達さんがどんな反応するのか今からワクワクだなぁ。
そんで
信達VTRとマスクドVTRが出来て、結婚式一週間前に仕事の休憩中のヒトミックスに渡しに行ったんだったなぁ。
ヒトミックスはガチOLだったなぁ~。
この時奢って貰ったスープカレー旨かったなぁ。
この時ヒトミックスは
『この結婚式は来てくれたみんなに楽しんでもらう為に本当にいろいろ考えたの。
イノちゃんも楽しみにしててね!』って言ってて、
俺は
『いろんな結婚式を見てきたがこんな新婦も珍しい。
もちろん来た人を楽しませようとする精神はとても素晴らしい事なのだが、
こう来られると
ウエディングエンターテイナー三段の資格を持つ俺としては、
この結婚式を、新郎新婦も楽しんで貰えるものにしたい。』ってお節介ながら思ったんだよなぁ。
そんで俺は
「ねぇ、そう言えば
信達さんがいつもの入場曲の中でマイクの所まで歩いて行く時って、
司会の人はあのリングへの入場みたいなアナウンスしてくれるかな?」
ヒトミックス「それがやった方がいいかなって思ったんだけどねぇ・・・」
イノ「あのさ、
それ俺やっていい?」
ヒトミックス「ホント?!
実は、ちゃんイノに頼もうかって二人で話した事あったんだ~。
でもなんかいろいろ頼んじゃって悪いかなぁって・・・」
イノ「じゃあ当日までに仕上げとくから。」
ヒトミックス「うわ~ありがと~!期待してるよ~!」
で、俺が信達さんの入場アナウンスを風呂場で一人で大声上げて練習してると、
そのサプライズを受けるハズの信達さんと、
VTRコメントで終わりのハズのマスクドCoCo壱さんから連絡があったんだよなぁ。
信達さん『乾杯の時にバットを折ろうと思ってる。
お前と平田さんにはバットを持つのをやってもらいたい。
あ、これ二人には内緒な。驚かせたいから。』
マスクドCoCo壱さん『イノさん!
明日私、二人に内緒で会場に行っちゃおうかと思ってて!
お祝いVTRが流れ終わった後にドーンと登場してですね、
そんで二人と写真撮ったらすぐに消えますから。
あ、もちろん進行の妨げにはならないように
ちゃんとプランナーさんにも私の方から連絡しますし!
きっと会場に電話すればプランナーさんに代わって貰えるでしょ。
だからイノさん!協力してくれますよね?!』
ふふふ。
まさかフジックスとヒトミックスは自分達の知らない所でこんな事になってるとは思ってもいないだろうなぁ。
二人の驚く顔が目に浮かぶなぁ~!
フジックス&ヒトミックスからサプライズを仕掛けられている事なんて頭の片隅にも思いもしない信達さん。
そんな信達さんから逆サプライズを受ける事なんか知る由も無いフジックス&ヒトミックス。
そして、お祝いコメントVTRからの本人登場でフジックス&ヒトミックスの心臓を止める程驚かして喜ばそうとしてくれているマスクドCoCo壱さん。
・・・これらを全て知っているのは俺だけ。
ふふふ・・・
はははっ~!
は~はははっ~!!
さぁ、ワクワクしてきたぜぇ!
うまく行くといいなぁ~!!
神さま仏さまお互いSummer!
明日、全てが上手く行きますよ~うにっ!!
【完】
フジックス&ヒトミックス
改めて結婚おめでとうっ!
この記念すべき事に協力できたことを俺は誇りに思う。
今のまま、
いや、
今まで以上に末永くお幸せにねっ!
あ、俺の時も宜しくね!
幸せの拳をこの天空に突き上げたんだよぉ~!
【信達さんVTR】
【マスクドさんお祝いコメントVTR】