何かと忙しくて、「お花畑の大人たち」を中断したまま、ブログを放置してましたが(すみません)…
都議選の結果は子どもにとって過酷なものにならざるを得ないと思うので、簡単に記事をアップします。
都民ファーストが圧勝しましたが、小池知事はさっさと代表辞任。
新代表(というか代表返り咲きですが)の野田数(かずさ)氏は
「日本国憲法は無効で大日本帝国憲法は今でも有効」
と公言する人物です(http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/03/kazusa-noda_n_17374158.html)。
一方、「『受験教育』から見た『道徳教科化』(5)」で書いたように、都立高入試では事実上、「内面の評価」につながりかねない問題が出題されています。
この間、「道徳教科化」に関連する集会・勉強会などでこの問題につき、発言していますが、いわゆる「識者」とされる人たちから「非常に危険」「あってはならないこと」といった反応を得ています。
中に
「これから生徒の『内面の評価』は手を変え品を変え、行われるようになるだろう」
という人がいました。
「極右」と言うよりない人物がトップを務める政党が議会第一党となった東京都では、それが現実になる可能性が頗る高いと考えるべきでしょう。
入試はそのための非常に「有力」な手段になる可能性があります。
「大逆事件」で犠牲となった高木顕命のお孫さんは、教師から「逆賊の子」といじめられたとか(
https://www.youtube.com/watch?v=VMJUbPBiSPI
お孫さんの証言は26’00”ごろから)。
ただでさえ生徒さんがいじめで怯えている現在の学校。
今回の選挙結果は学校がさらに生徒さんにとって過酷な場になる可能性を示していると思われます。
(この項、終わり)