前項の「『お花畑』の大人たち」はちょっと中断。
前々項の「『プログラミング的思考』を大宣伝?」についてネタが見つかったからで、今回はこちらの話題を。
「プログラミング的思考」は、『朝日新聞』のような大メディアが大々的に宣伝しています。
しかし、専門の教育学者はほとんど「問題外」の扱いにしており、「AI時代」に何ら対応できないと見られることは前々項で述べました。
にもかかわらず、
なぜ、『朝日新聞』のような大メディアがこんな「どーしよーもない」ネタを大々的に宣伝しているのか
にかかわるネタがあったのでご紹介。
ネタ元は『週刊金曜日』4月21日号。
とはいえ、記事ではなく巻末の「金曜日から」という、一般誌で言えば「編集後記」みたいなページです(66頁)。
そこで樋口恵氏が「プログラミング学習」について述べており、次のような記述があります。
「プログラミング学習も、アベノミクスの成長戦略の一つです。」
となれば、
『朝日新聞』の大宣伝が安倍政権の「看板政策」であるアベノミクスへの「ヨイショ」
であることはほぼ明らかでしょう。
しかし、結局、子どもには身につかないとされている以上、教育政策としては意味がないことは明らかです。
樋口氏によると、こういう宣伝に踊らされて、わが子を
「未来のジョブスに育てたい」
と思ってしまう保護者の方もいるようです。
しかし、結局、わが子を一部、富裕層の金儲けのダシに提供するだけのことになりかねません。
樋口氏も
「新しい情報サービスの消費者としてのリテラシーが、大多数の市民に求められるのです。」
と述べていますが、
くれぐれも大メディアの記事を鵜呑みにしないこと
が重要です。
(この項、終わり)
![週刊金曜日 2017年 4/21号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51NcLUKCDJL._SL160_.jpg)