輝け! ウインブライト!

輝け! ウインブライト!

一口馬主の名付け親になったのでブログを作ってみました。

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 管理人「いのいの」は、重症急性膵炎で311日間入院していました。ウインブライトの時系列でいうなら、2戦目当日からダービーの2日後まで入院していました。そんな長い入院生活を、ウインブライトの戦歴と振り返りながらブログに書きたいと思います。なお最後まで書き終われるかわかりません。あらかじめご了承ください。

 ウインブライトのデビュー戦は2016年6月26日、東京競馬場です。その日はウインのツアーの日で口取りはおろか、レクチャーさえもないというありえないことになっていました。ウインに入会して初めての出走が、口取りの権利も与えられませんでした。しかもデビュー前から評判になっていて、今週の注目馬として新聞にも掲載されていたのにもかかわらず…。一口馬主になった最大の理由は、「ウイナーズサークルで口取りをすること!」だったので、クラブの「1年に1週ぐらい口取りしなくてもいいだろ、馬を売ることの方が大事だよ」という姿勢には非常に不満でした。出資者にとっては「大事な1日だよ」。こんな会員の気持ちを分からないクラブなんてありえないと思いました。この件で現在の出資馬がウインブライトの母のサマーエタニティの母、オールフォーゲランがいたユニオンに多く出資するようになりました。

 

 単勝は断然の1番人気2.1倍でした。現地観戦もしました。しかし全くいいところがなく6着に敗れてしまいました。当日は宝塚記念があって、ドゥラメンテがゴール後の故障で引退レースになってしまいました。この日は馬券で10万ぐらい負けたので落ち込んで帰りました。

 2戦目は2016年7月24日、福島競馬場です。今回は内田騎手が乗るということで楽しみにしていました。調教でも内田騎手が乗っていました。しかもメインレースでは、ウインブライトをコスモビューファームで見学したときに、隣の隣の馬房にいたウインフルブルームが京都金杯優勝以来、1年半ぶりに出走だったので、ついでに現地応援する予定でした。6時に家を出発すれば、福島まで新幹線で行けば余裕で間に合うので当日早起きして行く予定でした。
 

 

 そして当日早朝、突然の脇腹の痛みと吐き気で目が覚めました。ほんとに尋常ではない痛みでした。「こりゃ今日の福島遠征は無理だなぁ」っていうレベルでもなく、「これ下手すりゃ死ぬかも!」と思いました。自宅から妻がタクシーを呼び、記憶が飛びそうなのを我慢しながら一番近い総合病院に行きました。
 病院に着いて、急患の窓口から入ったら先客が一人いました。待ってる間も痛みで記憶が飛びそうなのをなんとか我慢して診察を受けました。その後、数分後には意識がなくなっていました。
 眠りから覚めると、HCUの病棟に入っていて医者から説明を受けました。ただ何て言われたのかいまだに思いだせないですが、当日夜はなんだかの手術をしました。ただ手術前に口から麻酔を入れられるときの恐怖は今でも覚えています。「これで死ぬかもしれないな」とも思っていました。後から見た手術報告書には「内視鏡的胆道ステント留置術」と書いていました。


 翌日、目が覚めると一般病棟に移っていました。この日まではケータイが使えたので、ウインブライトの敗戦を知りました。「お互い運が悪い日だったな」なんて思ったりしました。この日に尿道から管を入れられました。なんとも気持ちの悪い感覚でした。

 後から聞いた話によると、胆石を2個とったけど既に膵液が膵臓中に散らばっていて、今手術すると命の危険があるから膵臓の状態が沈静化されたら手術するということでした。
 それから気が付いたらICUの病棟にいました。ICUで絶飲絶食、点滴が両腕に付けられる状態が2週間ほど続きました。意識はあるので、ただただ空腹との戦いでした。まだ気管切開をしていなかったので、話せることができていました。
 8月12日、この日は気管切開手術でした。麻酔で手術中の痛みもなく、人工呼吸になっていました。しばらく話せことができなくなりました。
 8月17日、急性膵炎手術。これも全く記憶になく後、からもらった報告書で日付を知りました。
 8月19日、報告書では「膵嚢胞外瘻造設術 開腹によるもの」となっていますが、またまた手術中の記憶がありません。この日にドレナージされたと思われます。ドレーン(管)は左に3本ありました。
 

 この期間は、リオのオリンピックがあり、テレビも見れてたのですがほとんど覚えていません。

 

 そして、9月中旬に一般病棟に移動になりました。普通の重症急性膵炎なら後1カ月程度で退院でしょうか。

 しかし、本当の地獄がこれから待ってるとは思いませんでした。


 つづく。

 

ユニオンの懇親会でもらったマグカップを使い、BRFパーティーでもらったスプーンで、ルイボスティーを飲む。

 

毎日王冠のウインブライトの分配金は3169円でした。もう1頭1歳馬がほしいのでいろいろ悩んでます。ユニオンの懇親会では欲しい馬がいなかったので、ラフィアンのマイネエポナ2016か、ウインのリバランの2016にしようかと思ってます。マイネエポナ2016は、元出資馬レディベローナの孫で、クリスエス×キンカメは、レイデオロとほぼ同じだし、厩舎が一流厩舎なら確実に出資してるんだけどなあ。リバランの2016は、セレクトセール出身+好きだったジャスタウェイ+畠山厩舎っていうのがいいですね。母がフサイチジャンクの1歳下の妹というのもいいです。すでに1歳は2頭もっているので、もう少し考えてから決めたいと思います。

ユニオン懇親会2017に行ってきました。

 

タイムテーブル。

 

牧場ごとにテーブルが分かれています。

 

クイーンマンボの優勝時のものが展示されていました。

 

4Rで落馬したのに、5Rで勝つという離れ技を見せた高田潤騎手も福島から来てました。

 

同じく福島で最終レースも騎乗していた菜七子騎手も来ました。2週間前のBRFパーティーで2ショット写真を撮ってもらったので、今回はあまり感動しませんでしたが、場内は沸いていました。

 

お楽しみ抽選会ではミルコ・デムーロのサイン色紙が当たりましたが、すでに持ってるので喜び半減。

 

その他、ゼッケンが当たりました。調べたら武藤騎手の時のものでした。菜七子騎手もキープスマイルに乗っていたけど、そのゼッケンだったらプレミアムがついてたかも。

 

牧場さんとは、矢野牧場さんとグランド牧場さんと話せました。とくに矢野さんは「センティフォリアは期待していてください」と話していたので、桜花賞で再会したいですね。

信楽牧場
引き続き、コースで普通キャンターを4000mと長めに乗り込んでいる。また、週に何回かはラストを少し強めに伸ばしているが、フォームが改善されてきたこともあり、より動きが良くなってきた印象。ハミをきちんとした位置で受け、鞍上に逆らうこともない。週単位でグッと良くなってきている。また、中間には中内田調教師が来場。「大分良くなりましたね。馬房の都合にもよりますが、年内には入厩させたいと思います」と話されていた。当面はこのままじっくりと進め、土台となる部分を固めていくことに専念する。

 

 年内には入厩ってことはデビューは来年になりそうです。中山金杯に出走するウインブライトとかぶらなければいいけど、同日に出走したらどっちにいこうかすごく悩むと思います。冬の京都はハイエストフォースのデビュー戦で行ったことあるけど、むちゃくちゃ寒かったです。