子供のころ、手投げのひこうきで遊んだ思い出がある。

スーーーーーっと静かに流れていく飛び方に感動した!

折り紙飛行機とはちょっと違う。

 

ケント紙、1.5mm厚ベニア板で「手投げ飛行機模型製作キット」を作った。

全長235mm 全幅290mm

 

 

https://youtu.be/99JOOF5ZwJk

ユーチューブにも上げた。

主翼の揚力をつくるためのふくらみ(キャンパー)をどのように作りあげるかがひとつのポイント。

そして、尾翼、垂直尾翼の取り付けの工夫。

試作品をいくつか作った。

ケント紙だけのものもいろいろ試したが、胴体の強度と全体重量を考えると、薄板での胴体にいきついた。

設計は、CADで描き、レーザーカッターで切る。思いのカタチがすぐに出来上がる。

主翼の後退角、キャンバー、上反角、幅と長さの割合(アスペクト比)。

主翼と尾翼の面積割合、相関角度と取り付け距離。

少し変えてみるとひこうきの性格が出てくる。

詳しい航空力学はよくわからないが、試してみて気に入った飛び方をするのを正解値とする。

 

これまで、何度か親子体験製作で小学生たちにつくてもらった。体育館に響く歓声が次の模型設計の原動力になってくる。

 

私が味わったあの感動を次の世代に伝えたくて、またあれこれ考えてしまう。

 

模型飛行機づくりにはまったのは、映画「風立ちぬ」を見てからだったな。

もう10年ほどやっている。