●質問させて下さい。
先日、時間があったので桜井の5色機のローラー調整をしたのですが、それぞれのローラー同士のニップ幅の乱れが凄くて凄くて。
時間を掛けて整えたは良いものの、今度は印刷中の水の調整が全く上手くいかなくて困っています。
そりゃあ今まで乱れたローラーに合わせたインクと水の送り量でやってたのだからバランスが崩れるのは当たり前と思ってやってたのですが、余りにも上手く行かなすぎて水周りの調整に手を出してしまったのが運のツキ。どんどん改悪の方向へ進む進むw
とにかく刷版の水の滴りが激しく、ちょっと絞ればすぐ汚れる。頭から湯気が出ますw
うちの会社はオペレーターが5人程居ますが入れ替わりが激しくて確固たる知識や経験を持つ技術者が居ないのでメンテナンスやトラブルに対して貧弱。自分も僅かな知識と経験しかなく、解らない事は手探りで勘と運を頼りにしている状況です。
同僚からは解らないのに手を出すからだなんて冷やかされる始末。
前置きが長くなりましたが、今回質問させて貰いたい事は
・水着けローラーと版の接地圧調整、水着けローラーと金ローラーのニップ調整、調量ローラーと金ローラーのニップ調整はどの順番でやるのか?
・水着けローラーと金ローラーのニップは
強いと水が出る?弱いと水が出る?
・版の両端は水で滴るのに中央部は汚れる。調量ローラーのひねり調整はどうやって正して行くのか?調整ツマミを回しても効果が解らない。
・ちょっと水を出すとすぐ濃度がスカスカになるのに、ちょっとインクを出すとすぐ汚れる。(弄る前はなかったの事)なぜ?
・上手くバランスが取れれば印刷後、刷版のクワエ部にインクの筋が綺麗に一本入るのですが、今はイビツな線がもう一本入ります。これも今まで無かった事。とてもクワエが汚れやすくなりました。(まぁ、汚れはクワエ側から起こるのですが...)
製本時に切り落とされる範囲なら多少汚れても良いのですが、紙の天地幅を目一杯使う様な物だとアウトです。
上手く説明出来ているか不安でもありますし、皆さん共通で起こる事なのかとか、メーカーが違うと機械の構造も違うでしょうから理解しにくい部分もあるでしょうが、少しでもアドバイスいただけたらありがたいです。どうかお願いします。
投稿者:ぼたん 投稿日:2017年12月11日(月)01時46分45秒
●私はモルトン機なので、あんまり詳しいことはわかりませんが、ニップ幅が適正ではないのかな?とか、ローラー古いのかな?とかを思いました。
クワエ側のもう一本の線は、もしかして版に当てすぎて、キリカキ部分で跳ねているのかも?
全部予想なので、あんまりアテにはできないですねハハハ
…いまいち力になれずに申し訳ないです。
ぼたんさんは同僚よりも上にある物に悩まされているのですから冷やかされても、めげずにがんばってください。
投稿者:バリバリきいさん 投稿日:2017年12月11日(月)22時46分55秒
●私自身が、桜井さんの印刷機、構造を全く知らないので
何とも、お答えのしようが有りません。申し訳ないです。
ただ、分からなければ、1度、メーカーさんの指導を依頼
されるのが、一番良いかと思います。
特にローラー周りの構造や調整方法は、メーカーさんごとに、
独特な方法が有ったりして、その機械を知らない者が、どうこう
言うと、印刷機を破損させてしまう事も有りますので、非常に
危険です。桜井ユーザーさんなら、ある程度理解出来るかと思い
ますが、文章ではなかなか伝わりません。是非、桜井さんの指導を
受けられる事をお勧めします。
投稿者:成田祐司 投稿日:2017年12月12日(火)00時10分0秒
●僕も桜井ユーザーです。菊半裁の4C機ですが。
僕も成田さんと同じく、メーカーに問い合わせするのが一番速い解決策になると思います。
水の同調率の設定とかもありますし。ひょっとすればそういったローラー設定の(桜井ユーザー向けの)虎の巻をもらえるかもしれません。
思い切って岐阜の工場に電話を掛けるという手もいいかも。
寒さが増してきたこの時期、大変かもしれませんが、是非頑張ってください。
投稿者:ジョリー 投稿日:2017年12月12日(火)07時20分37秒
●添付している図のロール配列で合ってますかね?
オリバーは機種ごとで結構配列が違うので・・・
> ・水着けローラーと版の接地圧調整、水着けローラーと金ローラーのニップ調整、
>調量ローラーと金ローラーのニップ調整はどの順番でやるのか?
機械の説明書に書いて・・・ないのでしょうね
奥からやるのが楽でしょうから、版胴と水着→
水着と水元→水元と調量の順でいいのではと
思います。
> ・水着けローラーと金ローラーのニップは
> 強いと水が出る?弱いと水が出る?
どこぞのマチック以外、水はロール間を通っていくわけですから
きつく当てると絞ってしまい渡す量は減ります。
> ・版の両端は水で滴るのに中央部は汚れる。
>調量ローラーのひねり調整はどうやって正して行くのか?
>調整ツマミを回しても効果が解らない。
すみませんスキューはわかりません、パス(汗)
> ・ちょっと水を出すとすぐ濃度がスカスカになるのに、
>ちょっとインクを出すとすぐ汚れる。(弄る前はなかったの事)なぜ?
版に水が滴るくらい水が上がっているのに汚れるって
それって浮き汚れなのでは・・・?
> ・上手くバランスが取れれば印刷後、刷版のクワエ部に
>インクの筋が綺麗に一本入るのですが、今はイビツな線が
>もう一本入ります。
消費できないインキが版に着いているのではないかと
ブリッジ(図中ではT)が怪しいと思ってみたり
投稿者:元印刷営業 投稿日:2017年12月12日(火)20時54分13秒
●水ローラーのニップは、まず水着けと横振り、水着けと対版、絞りと横振り、絞りと水元てな感じでやってました。
それはモルトン機でも同じでと思ってやって来ましたが・・・
版の両端は濡れてるのに中央部は汚れる。
モルトンでも、水着けと横振り、呼び出しと横振りのニップが適正でないと水が余っているのに汚れるってありますよ。
それは余分な水が、各水ロールを介して水舟に戻って行かないから。
そうおもってました。
クワエに余分な線がでるのは対版のニップが狂っているから。ではないかと。
バリバリきいさんの言う通りクワエで弾んでしまっているのではないかと。
11月の末から12月の始めにかけては一気に気温が落ち込みます。
インキも水の各ロールも一様にしぼみます。
やはりそれを見越したニップ調整をして置く事が大事ですよね。
だってさ、自分のい○もつだって寒いと縮み上がります。
でも風呂に入ると一気にふやけて元の大きさに・・・(決してそれ以上にはならない!)
ちょっと例えが脱線しかけました。(笑)
でもそういうモノなんじゃないですかね?
印刷難しいね~。(笑)
投稿者:保 投稿日:2017年12月12日(火)21時44分34秒
●スキューはほとんど効かなかったような?絞りローラーと、水元のクロムが平行が原点で、原動側のボルトを締めると絞りが斜めに?なって、両端の水が出る、、、だったかな?
水元クロムと水着けのあたり>版と水着けといったニップ(例、自分の場合対クロムが5mmで、対版が4~4.5mmにしてます。)にすると、水着けがクロム主導?(版面に対してスリップ?逆スリップ)するから、ゴミが乗り難いとか聞いたので、そうしてます。後は、絞りと水元クロムの説圧の強さ、インキローラーのニップ、ローラーの劣化具合、ですか?インキの出し加減もあるかもですがニントモカントモ(^_^;)
長文ついでに、水着けの下の保水ローラーの表面、上のブリッジローラーのグレーズ?やニップ、、、以上僕がつまづいた所を挙げたんですがキリがないですねσ(^_^;)
寒さの影響で、インキの出の悪さも叶わんですが、機械が温まり出してからの、結露が、、、
インキ呼び出しの真下の鉄シャフトに発生したりするものだから、ローラーにポタポタ落ちる恐怖(-_-)
投稿者:ジョリー 投稿日:2017年12月13日(水)00時45分25秒