Innovation Capitalistのブログ-ラタン タタ会長


インド タタグループのトップ ラタン・タタ会長が、英The Economist誌から、

Business Process Innovation 部門で、Innovation Awardを受賞した。


http://www.economistconferences.co.uk/press-release/economists-innovation-awards-business-process-award-winner-announcement/202


The Economist誌によると、受賞の理由は、世界一安くて信頼性のある

小型自動車 Tata Nanoの開発により、インド国民(特に中間層)の

ライフスタイルを変え、インドにおける従来型ビジネススタイルを変え、

更には、世界中のインドに対する見方(Perspecitve)を変えたことを

評価したとのこと。


Tata Nanoは、Tata Motorsが生産していますが、Tata Motorsは

英国ジャガー・ランドローバーを買収した会社。技術力も相当高いと

思います。

Tata Nanoには、輸出仕様もあり、欧州向けだそうです。ということは、

環境対策もされているということでしょう。


本当に、インドの国富、特に技術力には今後注目する必要があると思います。

パナソニックは、PCの電源として普及しているリチウムイオン電池を

組み合わせて、ひとつの自動車用リチウムイオン電池システムとする

技術を開発したそうです。

さすがパナソニック。新たに自動車用リチウムイオン電池を開発

するという発想ではなく、成熟し信頼性のある要素技術を組み合わせ、

新たなシステムとしたことに、InnovativeなMindを感じます。

EV用リチウムイオン電池は、その重量パワー密度や体積パワー密度

の改善に、チャレンジがあると、普通は考えるところだと思います。

パナソニックは、それとまったく異なる発想です。製造コストも1/3になる

そうです


ところで、EVとしては、充電スポットがある程度整備され、且つ、

フルチャージに要する時間も短いというインフラが用意されていれば、

搭載する電池が、さほど長持ちしなくてもよいという発想もあるように

思いました。

au/KDDIが、暫くぶりに、DMFC(ダイレクトメタノール)型の携帯機器用の小型燃料電池を発表(http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20401243,00.htm )したり、新日石・京セラがSOFC(固体酸化物)型の家庭用燃料電池を2011年に発売するという記事が出たりと、燃料電池もまた少し注目をされるようになってきました。


発電効率やクリーンさでは、優位性があると思うのですが、価格や燃料の水素の取扱に対する恐怖感がネックになっています。


鳩山政権は、太陽光パネルと共に、燃料電池の研究開発・実用化も進める考え、

と9月30日付の日経朝刊には書いてあったので、クリーンエネルギーの本命として

浮上してくるかも知れません。