東京は日本の首都ということもあり、特に東日本の高校生は、なんとなく東京など首都圏の大学に目が行きがちで、関西の大学は初めから選択肢に入っていないのではないでしょうか。 

しかし、関西の大学には首都圏の大学と違ったメリットもあります。


※東京大学

首都圏の大学と言えば、一番最高峰が東京大学ですが、そもそも東京大学は日本の官僚を養成するための学校でした。

※関西学院大学

一方、関西の大学は官僚機構のある東京とは距離的にも離れており、官僚的思考からかけ離れたところで発展してきています。

歴史的な側面から見ても、大阪は商業で栄えた街です。

一流企業も多く大阪に拠点をおいており、大企業を身近に感じながら学ぶという意味では首都圏の大学と遜色ありません。

さらに、首都圏の大学は思うように敷地が取れず、ビルなど大きな建物ごとに学部がおかれていますが、関西の大学は比較的広大な敷地を持っていますので、学部横断的な人間関係も築きやすいです。

また、京都は観光でがっつり儲かっていますから、教育にもお金をかけることができていますし、多くの外国人と交流を持ちたいと考えている人や、将来観光業に携わりたい人にとっては国際交流を肌で感じながら学ぶことができる絶好の場所です。

※立命館大学

有名どころで言うと、国公立は京都大学、大阪大学、神戸大学、大阪市立大学といったところで、

私立だと関関同立(関西大学関西学院大学同志社大学立命館大学)、産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)あたりが有名です。

赤で書いたのは、私が訪問したことのある大学です。

この他にも、ある教育業界の人から聞いた話ですが、最近は大和大学が熱いとか。あの西大和学園の系列で、新しい大学らしいのですが、学部の数、受験生の数、偏差値がどんどん上がっているようです。

今まで漠然と首都圏の大学と考えていた人は、関西の大学もぜひ視野に入れてほしいです。