スマホを必要としない娯楽は素敵だ。

最近スマホの使用時間が長すぎて自然とそう思うようになった。恥ずかしながら一日の20-30%をスマホにとられている。仕事でも使うから仕方がないとはいえ、仕事も娯楽(暇つぶし)もスマホで済むようになってしまい、境界線があいまいとなっている。受験生の頃は、スマホを勉強部屋から遠いところに置けばよかった。ただ仕事でもスマホを必要とするとなるとそううまくはいかない。勉強と娯楽、相反するものがひとつのデバイスで済んでしまうのは思いのほか罪である。

スマホで何でも済むようになり、新聞やテレビなどの既存のメディアに対して、情報の即時性にかける、しかもこちらが必要な情報を取捨選択できない、とデメリットを実感する機会が増えたわけだが、最近はもはやそこにオールドメディアの価値があると思うようになった。「ゆっくりとコーヒーを飲みながらソファに腰かけて」見るのはやはりそうしたメディアが適任なのだ。極端に言えばスマホではコーヒーが出来上がる前に情報収集が終わっている、スマホにはやはり短絡的というイメージが拭えないのだ。

 

スマホと言えばYouTubeだ。相も変わらずクイズノックや将棋系ユーチューバーなんかを中心に見ている。時折海外サッカーの動画を見たりなんかすると、コメント欄は英語でにぎわっていたりなんかする。外国のやり取りやジョークってやっぱり独特だな、なんて思ったりするわけだが、外国人と言えど「YouTubeのコメント欄にコメントする」人間なのだということを忘れてはいけない。要するに古のJPOPの動画に「2024年に見てる人おる??」とコメントしている人がただ外国人になっているに過ぎない。二重に人種が違うのだ。

 

酔っている。外で美味しいものを食べるのも良いが、結局こうして酔った状態でYoutubeを見たりブログを書いたりするのが楽しいのだから、宅飲みがベストなことには違いない。しかし宅飲みは酔い過ぎてしまうのが難点だ。特に自分のような酔うと比較的早く記憶が飛んでしまう人間からすると、酔い過ぎて翌朝10時に目が覚めて、記憶が全て飛んでいて部屋の状況から昨日起きた出来事を察する、という状況は非常に虚しい。つまり記憶は飛ばさない程度に楽しい時間が続くのがベストなのだ。

そのために自分が編み出しのが「ハイボールにおいてウイスキーより炭酸水を先に入れる」という手法だ。ウイスキーを先に入れるとつい「あ、入れすぎちゃったw」などと言って(もちろんこれも独り言なのだが)ついついウイスキーが濃いめのハイボールを作りがちだ。しかしこれを炭酸水から先に入れると、「あ、炭酸水少なすぎだわw」とはまずならない(基本的に酔っぱらいは入れすぎる生き物だから)。こうすることで意図せぬ泥酔を防ぐことができる。

 

非日常を定期的に生活に入れていくことは大事だと思う。12-2月にかけてライブが続いた。スピッツ、King Gnu、ヤバT。高2で初めてのライブに行って以降、ライブには正直慣れてしまったが、それでも非日常であることに違いはない。要するに非日常で日常を定期的にウォッシュアウトするのが大事なのだ。今度はサンドウィッチマン目当てに初めてお笑いライブにいってみる、楽しみだ。