「黒雪姫」

足元の星を踏んだなら

あなただけの夜風が通る

今宵 踊りませんか

古城の大広間

満月も妖しく

あなたの肌に問いかける

深夜の 行方不明

美しい あなたには

奇跡の薫りが似合う

眠りますか

眠れますか


わたくし が 守ります

どうか 愛の跡に

お眠りください

月光より

黒い雪が はらはら

あなたの瞳に 嘘は無い

星屑は 幕間に

あなたを 呼びに参るでしょう