おしゃべりイタリアーノ!! -179ページ目

sono di 〜

昨日の続きですが、

di dove sei?
ディドヴェセイ?
どこ出身?

の答えは、必ずしも国ではないですよね。



この diディ は英語で言う of です。
つまり、~の ですね。



dove ドヴェ は英語で言う where です。
日本語の、どこ です。



要は、どこのもんでっか?と聞かれているので、



大阪出身ですと言いたければ、
~の diディ を使って、大阪のものですって感じの



sono di Osaka.
ソノ ディ オーサカ


sono di~
ソノ ディ ナニナニ




$おしゃべりイタリアーノ!!-17/05/2011_01




他に、たとえば…



sono di hokkaido
ソノ ディ オッカイドー



そうです。北海道出身が言えましたね。
ちなみに、イタリア人は、hが頭にある単語のhを発音しないので、
北海道は、オッカイドーになっちゃうんです。



昨日紹介した、sono Giapponese の言い方は、
「自分は日本人だ」と言うには、
これさえ覚えておけば、恐いものなしなので、
sono Giapponese はしっかり覚えておきましょう。



でも相手が、自分は日本人だと既に知ってたりするシチュエーションや、
日本のどこ出身かを詳しく言いたい時は、



sono di~
ソノ ディ ナニナニ



がお助けマンです。




そういえば、イタリア語で、ナニ人って、言い方がバラバラなんですよねえ。
語尾が、アーノ系や、エーゼ系など…



例えば、国だと


ルッソ
メッシカーノ
フランチェーゼ
スパニョーロ
テデスコ 



だいたい、想像つきますか?
ロシア人、メキシコ人、フランス人、スペイン人、ドイツ人 などなど



さらに、州や町だと

ナポレターノ
ベネト
ロマーノ
カラブレーゼ
ミラネーゼ

ナポリの人、ベネチアの人、ローマの人、カラブリアの人、ミラノの人 などなど




例えば、日本人に大人気のアルベロベッロ。世界遺産でもあるけど、
ラッファロー君に、アルベロベッロの人は何ていうのかな?
っと聞いてみた。


んー知らないなー!


これは、いくらイタリア人でも、知ってるのと知らんのがあるからね。
っていうか、聞いたことあるか、ないかやね。



ということです。確かに、友達がいたりして、知ってるのもあるけど、
地元の名前の呼び方なんて、もはや地元の人しか知らないもんなあ。



ラッファロー君の地元の町の人たちの、呼び方なんて、
うちらの間では、隣町のまたその隣町の、さらにその隣町のも、
当たり前のように会話に出てくるけど、
他の地域の人が聞いても、全くわからない思う。



sono di ~
ソノ ディ ナニナニ




これさえ覚えておけば、
ナニナニに、町の名前をそのまま入れればオッケーなので、
非常に便利ですよ。


ただし国や州を言うには、このままではダメで、ちょっと付け加えポイントがあります。
(もう少し先で、詳細いきます)
とりあえず、自分出身の町の名前を言うフレーズマスターしましょう。


$おしゃべりイタリアーノ!!-17/05/2011_02




そういえば、
osakina オサキーナ 



大阪人ってかんじ。
デザイン学校の写真家の先生が、冗談でイオの事、
オサキーナって呼んでたな。



無理やり感があるけど、冗談で言ってみたいなら、
こんな風に、造語しちゃう人もいます。




Where are you from?
英語で、出身はどちらですか? に



日本です。日本出身です。と答えるとき、
だいたい同じ意味だけど、この2つの言い方、



I'm from Japan.

I come from Japan. 


後者は、日本国籍でない人が、日本から来た場合と、日本出身の両方の意が含まれるそうです。



fromがあるから、日本語で理屈っぽく考えるとき、
~から ってニュアンス。



じゃあ、イタリア語でも、
from ~から
のような感じのフレーズ使わないの?



使わなくないけど、英語と同じように、ちょっとニャアンスが変わってくるので、
出身地を伝えるには、


sono Giapponese.

sono di Osaka.


の言い方がベストです。



今日は長かったな。明日は軽くいきまーす!