リアタイでファイナルのサン=サーンスのピアノ協奏曲5番❝エジプト風❞を聴く。

あまりにも色彩豊かで、瑞々しい演奏にすっかり魅せられてしまい、ついアーカイブでも連続で聴いてしまった。

 

Twitterで4:30にリザルト発表の情報を見つけ、眠って後から結果を知ろうとするもうまく眠れず(=_=)

4:00頃突如現れた(…ように見えた)結果のLIVE配信動画にアクセス。

 

ウクライナに寄せたフォーレ「ラシーヌ雅歌」の演奏があり、一次途中で課題曲の演奏ミスにより、審査を中断されたコンテスタントの演奏があり、他2名の演奏があり、いきなり亀井聖矢さんが登場。

へ?このタイミングで!?と一瞬動揺するも、ジャーナリストが選ぶプレス賞のためだったと知る。

司会者に半ば無茶ぶり(に近いように促)され、ラヴェル「トッカータ」の演奏。

無茶ぶり(?)にも関わらず美しく奏でられる調べ。

 

聴衆賞の発表で再度亀井さんの名前が呼ばれる。

そして今度はセミファイナルの課題曲だったショパンの「プレリュード第16番」がリクエストされる。

なるほど、動画のタイトルにあった❝Gala❞の文字はこういうことね、と妙に納得。


…って結果まだ知らされてない状況でこれかいっっ!って思わず動画にツッコンでしまった。

ファイナリスト達にとってはある意味地獄だったのではなかろうか。

 

その後も特別賞の発表と演奏は続くが、なかなか順位の発表に辿りつかない…。

軽く1時間半くらい経ってるんですが。やーひっぱりまんなー

 

いよいよファイナリストの発表が始まり、6位から順番に発表され、4位に重森光太郎さんの名前が呼ばれる。

最初のLIVE配信ではアーカイブを聴くことができなかったが、今朝再アップされたチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番を聴き、オケと本格的に合わせたのが初めてとは思えない程堂々とした演奏が素晴らしいと思った。

この方を知ったのは、昨年のショパンコンクール予備予選だったが、当時より肩の力が抜けてリラックスしているように思われた。

 

3位の発表の後、いきなり1位の話に飛び、亀井さんと共にイ・ヒョクさんの名前が呼ばれ、二人横並びに前に立つ。

1位が2人とわかった時に笑顔で抱き合う2人の姿、なかなか感動的なシーン。


その後は亀井さんのサン=サーンスのピアノ協奏曲5番と、イさんのプロコフィエフのピアノ協奏曲2番が再度披露され、大きな盛り上がりの中でセレモニー兼ガラコンサートの配信は終わる。

 

…とまあこんな感じで昨日は朝を迎え、仮眠2時間程で仕事に行く。

 

帰宅後、ファイナルやガラコンサートを兼ねたセレモニーの動画は消えていたので、亀井さんを大好きになるきっかけとなった2019年ピティナ特級グランプリに輝いた17才の時に演奏されたサン=サーンスのピアノ協奏曲を、ビールを飲みながら(すんません)連続3回聴く。

仕事もそれなりに忙しかったので、昨日はあっという間に一日が過ぎた感じだった。

睡眠時間を削った分、いつもより一日が長く感じられてもおかしくないのだけど。

 

それにしてもいやあ、これまでの人生でサン=サーンスのピアノ協奏曲5番を、しかも同じ演奏者で一日5回も聴く日なんてあっただろうか???

 

国内はもとより、海外の人達に亀井聖矢さんを知ってもらえて本当に良かったと思う。

何せ謎の天才少年の頃から彼が世界に出ていくのを待ってましたんで。

 

 

亀井さん、優勝おめでとう!