一日に百人を超える方とお話しをさせていただく仕事をしている。

 「人間」とはまあよくいったもので(笑)

 人と人とのあいだに生まれた見えないものに翻弄され、時に殺され、時に生かされ、そして、どうにか救われる。


 そして一日の終わり。
己の心と体の声に耳を傾け、他人も自分も気付かぬ深いものに、身を委ねる。


 多分、今日も一つ、こだわりという名の心の枷を手放せたのだろう、


薄れゆく記憶の中でぼんやりと感じながら…