この日本という国の危機を確信するに至る最初の違和感は、昨年のバンクーバー五輪のフィギュア女子シングル競技から始まりました。

 因みに、フィギュア競技の存続そのものに対する毛の先程の引っ掛かりを覚えたのは、2008年シーズン辺りからでした。

 まるで日本国選手を狙いうちするかのような減点、一方でエラーがあっても何故か減点対象とされない某国女子選手。
 某国選手は多分採点システムとジャッジに愛されるために、某かのおもてなしをしたのだろう、と思いました。


 そして、一年前の今日は、仏のように気高く美しい我が国の女子選手が闘いに敗れ、涙を流した日です。


 某国選手に自分の演技のビデオを盗まれたあげくに、怪我により引退に追い込まれた元選手は、こう呟いています。

「銀盤の女王には、銀メダルが与えられるのかな…」

そうなのかも知れません。


 しかし、あれは明らかに恣意的な事前仕分けの結果なのだと思われます。


 好きなものを冒涜された失望感は思っていたより大きなものでした。

 そこで私は、いろいろと結果にまつわる背景について調べたのです。


 そして、今はまだ二十歳そこそこのアスリートが、複数の組織により数々の嫌がらせを受けてきた事を知ることになりました。


 それは結局のところ、この日本という国が置かれている立場について、
ひいては世界の秘密を知る事に繋がっていきました。


 以下にキーワードを思い付くままに列挙します。検索すれば、きっと今の日本が置かれている状況がわかると思います。


【スポーツ・マスメディア関連】

浅田真央、○通、IMG、成○豊、2002FIFAW杯、ISU、日本スケート連盟、フジメディアホールディングズ、外国人株式比率、日○久、偏向報道、引退するあるジャッジへのインタビュー、鐘、日中記者交換協定



【政界・社会】

民法改悪(外国人参政権、選択的夫婦別姓制度、人権擁護委員会設置法案)、国籍法改悪、1000万人移民受入、街宣右翼の実態、沖縄問題、赤松口蹄疫、中国国防動員法、中国民事訴訟法、尖閣列島漁船衝突事件、ODA、伊○忠、経団連、検察、検察審査会、竹島、北方領土、千島クリル、メタンハイドレート、チベット・東トルキスタン問題、通州事件、日本解体工作、民○、総○、逆差別、パ○ンコ利権、GHQ、ウォーギルトインフォメーションプログラム、ネオコン派、アメリカイルミナティ、年次改革要望書、キリスト教原理主義、有色人種差別、AIDSワクチン、子宮頸がんワクチン、ケム・トレイル、HAARP、アイゼンベルク、ロックフェラー、ハリマン銀行、シティバンク、ブッシュ一族、ロスチャイルド、イスラエル、李一族、麻薬ビジネス、武器商人、FEMA…etc.


 ここまで来てしまったか…
 今はこんな思いです。

 まあ少なくともフィギュアに関しては、無邪気に「競技」を楽しむ事は出来なくなりました。

 「競技としてのフィギュアは殺された。」
 現役時代に活躍したカナダのエルビス・ストイコ氏はこのように見事に表現しました。

 あと頼れるものは、ファン達が、そして何よりも選手達がいかに本物を追究し、愛し続けていけるか、
これにかかっているでしょう。



 今年は「あばかれる」というのが一つのキーワードになるように感じております。


 先ず、既得権益で楽をしてきた人達の秘密が暴かれ、彼らの没落が始まります。

 それは、世界の富の9割強を独占しているおよそ1%の億万長者と言われる人達を始め、搾取し続けてきた人達や、社会の歪みを利用して、人を欺きつつ私欲を満たしてきたような人達にまで及ぶでしょう。


 逆にこれまで日の当たらなかった人達には、光が当たるようになるでしょう。

 それは、皇紀2671年を通じた生き様の中で、様々な叡智を蓄え、実践してきた日本人だからこそ出来る事なのです。

 しかしながら今年は日本の正念場です。

 霧島の噴火は、地ベタに平気で座りながら物乞いのように世間を呪ったり、世事にまったくと疎かったり、アメリカが押し付けた憲法9条が戦争から日本を守ってくれるといった無責任で根拠のない楽観論にしがみついていたりするような、
無関心で愛のない今の日本人に対する大地の怒りなのです。


 全ては宇宙の働きに繋がるのです。
人も物も。

 物質の世界では、分子は原子に、原子は量子に、さらにはもっと目に見えないニュートリノまで、明かされてきています。

 因みにニュートリノを見つけたのは日本人です。
 これが実用化すれば、核兵器を無力化する事が出来る程の画期的な発見なのです。



 それらの発見は、目に見えないものに行き着くと、もっとも純粋で変わりやすいエネルギーになる事が優秀な量子物理学者達によって発見されています。

 自然のもっとも強力な力が、目に見えない力であるというのなら、
人間のもっとも強い力である、目に見えない力とは、心の奥深くにある魂の力なのです。



 それは、より深く考えるという過程により、多くの民衆の意識に顕れるでしょう。


 面白い事に、量子物理学者達は今、仏教の偉大さに目覚めているのです。

 様々な世界で起きている現象の事実に接触すると、最初は絶望や無気力、嫌悪感に脊髄反射、あるいは思考停止などとなって、我々日本人達の心に襲い掛かる事でしょう。

 それは、刺激過多による一時的な拒絶反応です。
 我々日本人の、メディアリテラシー能力が弱過ぎるのです。

 それは、学校教育の歪みの影響が深く関わっています。それは、日教組の欺瞞に満ちた、国家観なき売国教育の影響でもあります。


 世界が企む様々な情報に対し、私たちは思考停止や、無力感、厭世観などに陥る事なく、
勇気を持ち、インスピレーションや、調和、より建設的なものを育む時なのです。

 それは、今の私たち日本人に投げ掛けられている壮大な問いかけです。

 それを解く鍵とは、私たちが本来大切にしてきた魂の働きにかかっているように私は感じております。


 だからこそ今年は、世界に起きている様々な現象に目を向け、心の声に耳を傾けるときなのです。




 はなしはバンクーバー五輪のあとの事となります。
 銀メダルのあと、彼女は自らをより高めるために、基礎から見直すことにチャレンジしています。

 身体と心の不調和、そしてスランプを乗り越え、彼女は直近の試合の後に、ある言葉を残しています。

 エイブラハム・マスローが述べたところの「自己実現」の人の特徴の一つに、

 「誰かとの勝ち負けではなく、自分自身の向上に焦点を当てている」というものがあります。

 企業研修などでは未だに誤った説明がなされているようですが、マスローは富やステイタスで満足しているような人達が「自己実現」しているとは定義しておりません。
 それは「承認欲求」という「欠乏動機」に基づいたものなのです。


 「自己実現」とは、世間や他人の尺度の思惑に囚われる事なく、しかも、周りの環境と調和しながら、自分を体現するような生き方であり、「成長動機(being)」に基づいた生き方なのです。
 
私たちは一度マスローの著作をひもとき、「自己実現」の真の意味を知る時に来ています。


 彼女の次の言葉を知れば、彼女がいかに自己実現の人であるかがわかると思います。
 またこの姿勢は、今期絶好調であるもうひとりの日本選手にも共通しているのです。

 私は、すべての日本人に、今このような姿勢を問われているような気がします。
 この言葉が、二十歳の若き女性アスリートから発せられた事に、我々は注目すべきなのです。



「リンクに立つということはだれかとの競争ではなく、『自分との戦いであり挑戦です。』

『私との戦い』で勝つならばうれしいことで、さらに結果まで良ければもっとうれしいでしょう。」


~ 浅田 真央 ~