とんとご無沙汰しております。


 私、長年会話分析を生業にしておりまして、先月末辺りより、数十本のサンプルを抱え、昼間は会社の仕事、


帰宅してからは、会話の分析作業に身を投じております。

 

 最近感じるのは、


人間齢を重ねれば重ねるほど、相手の話をしっかり聴ける人と、そうでない人の差が拡がっていくのだなあ…ということ。


 相手が話し終わる前に話し始める人。


 会話が被った時に譲らない人。

 

 相手が話している時に、畳み掛けるように相槌を打つ人。

いや、何のための相槌やねん。


 残念ながら、若い方より、年を重ねた方にこういう傾向が多いような気がしている。

 

 まあ、聴力の衰えもそれなりに関係してくるのだとは思う。


ただ、

一言一句、会話のタイミングもなるべく正確にテキスト化しようとするのだが、

最近は特に、会話泥棒の増殖っぷりに疲れてきた…


 日本語は特に文末で言いたいことが決定する文法構造なので、、、


 ヒトの話はちゃんと最後まで聴こうな。