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32歳で”肌年齢24歳”美肌になる方法

元アトピー肌、32歳にして”肌年齢24歳”インナーコントロール開発者のお肌について真面目に考えるブログ

半身浴神話はウソ!


美肌のためにと必死で半身浴に励んでいる女性が多いようです。

それはなぜかというと、半身浴で代謝が上がって、

痩せやすくなったり、お肌がきれいになったりするからと、

世間では信じられているからです。


でも代謝のアップに本当に必要なのは運動です。

外から温めるのではなく、自分の力で温めないと、

代謝は上がらないのです。


半身浴はもともと、肥満や高血圧などの

生活習慣病の患者さん向けに推奨されていたものです。

家庭内での脳卒中や心筋梗塞などの突然死のほとんどが、

浴室で起こっていたからなのです。

そのため、血圧を急に変動させないよう、

みぞおちのところまでお湯につかる半身浴が

推奨されたという経緯があります。

これを若い女性がこぞって行うのもおかしな話ですよね。



半身浴で汗をかくと、毛穴の汚れが落ちるとか、

デトックスできるなどと言われますが、これも正しくありません。

そもそも汗は、体温調節をするためにあるもので、

出てくるものと言えば、水分の中にアンモニアや塩分などの

水溶性の排泄物が含まれている程度です。

毛穴の汚れも体内毒素も、ほとんど汗からは排泄されません。


しかも半身浴で汗をかくのが習慣になっていると、

汗腺が活性化されているので、夏場などに汗をかきやすくなってしまいます。

半身浴もほどほどにしないと、美容にマイナスになるということです。


入浴で毛穴の汚れは落ちません!!

やみくもに野菜を食べていても効果なし!


野菜の中でも特に美肌のためにとりたいのは、

βカロテンを含む緑黄色野菜です。

なぜならβカロテンは、抗酸化作用が高く、

体の中でビタミンAとして働き、皮膚や粘膜を強くして、

肌荒れや老化を予防する効果があるからです。

これはほうれん草やにんじんなどに多く含まれています。

そのほか、じゃがいもやカリフラワーなどに多く含まれるビタミンCも、

美肌にとってはとても有効な栄養素です。


でも若い女性の多くは、ランチの添え物してある

サラダや野菜ジュースをとって、

沢山野菜を摂取していると誤解しています。

しかしサラダに入っているレタスやきゅうりは

ビタミンの含有量が少ないですし、

そもそも生野菜は体を冷やしてしまいます。

体が冷えると、血行不良になり、

お肌に栄養が行き届かなくなる恐れがありますので、

生野菜のとりすぎには注意が必要です。

バランスよく栄養素をとることが基本


美肌のための食事というと、ビタミンを意識した

サラダなどの野菜中心の食事を連想されがちです。

でも、栄養素は単独で作用するものではありません。

いろいろな栄養素をバランスよくちゃんととり、

それが体の中で充足して初めて、その効果が現れるのものなのです。

お肌に良いとされる栄養素はいろいろありますが、

ビタミンなどの特定の栄養素ばかり沢山とったところで、

美肌にになれるというものでもないのです。


さらに最近では、ダイエットのためといって、

肉や魚などのたんぱく質を避ける女性もいます。

ところが、このたんぱく質こそが体やお肌をつくっているもとですから、

たんぱく質をとらないでいるとお肌が不調になるだけでなく、

疲れが出たり、体力が衰えたり、睡眠が浅くなったり、

朝起きられなかったりとさまざまな弊害をもたらしてしまいます。

こんな状態でビタミンばっかりとっても効果は出ないのです。


美肌の基本は、たんぱく質も、ビタミン類もバランスよくとること。

そしてふだんの食生活で足りなくなりそうな栄養素を、

先取りしてとる習慣をつけておくことが大前提なのです。