自分で思っているよりも肌は乾燥している、
あるいはかなり過酷な乾燥にさらされているのだけれど、
そのことに気付きにくい人もいます。
例えば、皮脂量が多めの人。
年齢と共に肌の水分量や水分保持力がひたすら低下していくのに対して、
皮脂の量は思春期のあと30代あたりでもう一度高くなります。
水分が不足しているところに、皮脂量が増えるので見た目はテカリが気になる。
べたつきがあるから、水分不足の乾燥がおこっていることに気付かない。
実は進んでいる乾燥を見逃しやすい場合があります。
だから乾燥のサインは、顔だけでなく
いろいろなところで見つけるようにしましょう。
例えば、ヒジや踵が白くなる、スネがカサカサで皮がむける、
髪がパサつく、爪が割れやすくなる。
こんな乾燥のサインを身体で感じたら、
「肌は大丈夫?」と振り返り、見た目だけで判断せずに、
最近のお手入れは十分だったか?
べたつきじゃなくみずみずしさを保てているか?
など確認してみてください。
アンテナを張りめぐらせて「乾燥のサイン」をみつけたら、
できることから対策をとっていきましょう。