外でランニングを行う際に、
まず気をつけないといけないのは紫外線です。
意外と知られていないことですが、
秋は夏にくらべ日差しは弱くなっているとはいえ、
草地・土で10%以下、アスファルト10%、水面10~20%、
雪面では80%も紫外線が反射されるため、
無防備に皮膚をさらすのは危険です。
また、標高の高いところは低地よりも紫外線が強いため、
山登りをする人は油断禁物です。
秋とはいえ、紫外線対策をしっかり行わないまま過ごすと、
皮膚が赤くなってヒリヒリと痛み、
ときには皮膚のむくみや水ぶくれを伴う「日光皮膚炎」
を引き起こしてしまいます。
さらに、外では虫に刺されるリスクがあります。
虫さされはかゆみだけでなく、発疹、腫れ、痛みなど
をもたらすこともある悩ましい皮膚トラブルですが、
体を動かして汗をかき、体温が高くなっている状態では
虫に刺されやすくなりますから、
外でスポーツを行う際にはさらにリスクが高まります。