私はお酒が好きで、毎日の飲みたいくらいなのですが、
飲みすぎるとやはり痒みが増し、アトピーが悪化します。
さて、アトピーがあると、アルコールはどんな影響があるのでしょうか?
<急性の影響>
・中枢神経系への作用
掻く動作がひどくなり、無意識に湿疹部分を掻いて悪くする。
麻酔作用により掻いても痛みが少なく、傷がひどくなる。
・血管拡張作用
皮膚への血行がよくなり、かゆみが増す 。
<慢性的な影響>
・肝障害
皮膚のかゆみが増す。
・ビタミン不足
乾燥肌、肌荒れがアトピーを悪化させる 。
【適正飲酒の10か条】(アトピー悪化の防止はもちろん、他の病気を防ぐためにも大切です。)
1.笑いながら共に、楽しく飲もう
適量のお酒は楽しい気持ちをさらに増加させ、ストレスになります。
2.自分のペースでゆっくりと
アルコールは、早く飲むと血液中のアルコール濃度が急に高くなります。
特にイッキ飲みは危険!
3.食べながら飲む習慣を
アルコールの胃腸障害を予防し、
血液中のアルコール濃度を抑えることができます。
4.自分の適量にとどめよう
自分の飲酒の適量を知り、それを守ることが必要です。
5.週に二日は休肝日を
肝臓への負担を減らす。
6.人に酒の無理強いをしない
酒飲みのマナーとして、相手にも十分配慮しましょう。
7.くすりと一緒には飲まない
くすりの副作用が出てしまうことがあります。
8.強いアルコール飲料は薄めて
9.遅くても夜12時で切り上げよう
遅い時間まで飲んでいると翌日起きた後まで体内にアルコールが残ってしまいます。なるべく早い時間に切り上げるようにして、遅くても夜12時で切り上げましよう。
10.肝臓などの定期検査を
血液検査で肝機能等の検査を受け、その健康状態を確かめることが必要です。特に肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、症状が出たときには大変な事になっています。
アルコールとは上手に付き合いたいものですね。