「お肌が引っ張られるような違和感がある」
「ピリピリとお肌が痛い」
乾燥肌の方がよくおっしゃる言葉です。
あなたは、このような経験はありませんか?
これは、肌のつっぱりによる症状です。
乾燥肌、敏感肌の方は特にこのような肌のつっぱりを
感じることが多いのではないでしょうか。
お肌のつっぱりとは?
お肌のつっぱりの原因は、ズバリ、『乾燥』です!
お肌は、水分を含んだ状態はふっくらとして、
よく伸び、よく動く柔軟性を持っています。
スポンジを思い浮かべると、すごくイメージがしやすいと思います。
たっぷり水を吸い込んだスポンジは大きく膨らんでやわらかいのですが、
カラカラに乾いてしまったスポンジは小さく、硬くなってしまっていますよね。
このように水分がなくなったお肌は、硬く縮み、伸縮性もなくなっています。
お肌が縮んでいるのですから、何もしなくても引っ張られている感じがします。
また、伸縮性もなくなっていますので、肌を引っ張られても伸びることができず、
負担がかかってしまうのです。
この負担がお肌への違和感であったり、
ピリピリとした痛みとなってあらわれるのです。
このように、つっぱりは、肌の水分が減って、乾燥してしまった状態です。
では、水分を与える保湿のお手入れだけをすれば改善するのでしょうか?
確かに、お肌に保湿をする化粧品をぬっただけでも
肌のピリピリとした一時的に痛みが取れることもあります。
でも、根本的にお肌のつっぱりを治すには、
水分と油分の両方を持っていることが重要です!!
思い起こしてみてください。
つっぱりを一番感じるのはどういったときでしょう。
・冬の季節
・運動の後
・お化粧直しや保湿ができなかった一日の終わり
と、さまざまな場面を思い出すことができますが、
やはり一番多く感じるのは、洗顔後ではありませんか?
洗顔はお肌についたメイク汚れや付着した汚れや垢を取り除くためには
必要なスキンケアです。
でも、洗顔料は洗浄成分で顔の上の皮脂やメイク汚れの油分を溶かし、洗い流します。
だから、洗顔後のお肌は、皮脂が非常に少ない状態になっています。
皮脂は、お肌にフタをして水分を閉じ込める役割をしているので、
皮脂が無い状態では、お肌の水分がどんどん蒸発していきます。
そのため、洗顔後のお肌は、乾燥してつっぱりを感じやすくなっているのです。
では、つっぱりを感じなくするには、どうすればいいのでしょうか?
続きは、お肌のつっぱり改善方法2でお話します。