洗顔前には、清潔な手でお顔を触ってお肌チェックをしてください。
1.お顔の中で、皮脂がヌルヌル、ベタベタとしている部分どこか。
2.乾燥が気になる部分、カサカサと感じる部分はどこか。
3.ザラザラとした部分はないか。
お肌は、気温や体調、季節などによっても変化します。
「昨日はザラザラしていなかったのに・・・」
「今日はあまり皮脂が出ていない・・・」
など、洗顔前には、毎日肌の状態を知ることが大切なのです。
肌の状態を十分に知ったうえで、洗顔を始めましょう。
個人的には、メイク落としと洗顔料が1つになったものをお勧めします。
本来、2種類必要なものが1種類で済みますし、
薄いメイクしかされない方だと、1度でメイク落としと洗顔が完了するので、
肌の負担も軽くなります。
もちろん、洗浄力も必要な皮脂は落とさないバランスの良いものに限ります。
【洗顔方法】
①水、または、ぬるま湯で顔をすすぎ洗いします。
※熱いお湯で洗うと、肌を守る皮脂を取り過ぎてしまうため、
手で水を触って「少し冷たい」「ぬるい」と感じる程度でOKです。
②洗顔料を手に取り、泡立てネットで十分に泡立てます。
※泡立てが不十分だと肌の摩擦を防ぐクッションの変わりになりません。
泡が全体的に手のひらで伸ばしやすい程度で大丈夫です。
③皮脂が気になる部分、皮脂の多い部分(おでこ、Tゾーン)から
人差し指と中指の腹で、やさしく洗い始めます。
※皮脂の気になる部分から。
④おでこ、Tゾーンを優しく洗ったあと、
そのまま小鼻の横や髪の生え際、耳の横(もみ上げの部分)を洗います。
⑤次にアゴの部分を洗ったあと、口周りを洗います。
※敏感な部分は最後に。
⑥その後、頬と目の周りを洗って終了です。
※目を洗う時は、やさしく目を閉じて下さい。
⑦洗顔後は、水または、ぬるま湯で十分に洗い流します。
洗顔をしていく順番が大切な理由があります。
顔は、部分によって、肌質が異なります。
それは、皮脂腺が多かったり、少なかったり、
肌自体の薄さが違うためです。
皮脂腺の少ない頬から洗顔を始めてしまうと、
肌を守る皮脂を取り過ぎてしまい、肌を乾燥させてしまうこともあります。
また、肌が薄かったり、乾燥が気になる部分は、
肌の水分量が少ない部分です。
肌の水分が少ないということは、
それだけ肌のバリア機能も低く、敏感な部分と言えます。
敏感な部分を、ゴシゴシと洗ってしまったり、
長時間の間、洗顔をして皮脂を取り過ぎてしまうと、
肌はますます敏感になってしまいます。
だからこそ、洗顔は、皮脂が多く、ベタベタ、ヌルヌルが気になる部分から、
カサカサとして、乾燥が気になる部分へ、
順を追ってすすめていくことが大切なのです。
■まとめ
洗顔は、毎日行うスキンケアです。
毎日行うことだからこそ、少しの負担が日々の積み重なり、
お肌の状態となって表れてきます。
洗顔の仕方によっては、肌トラブルの原因になることもあります。
洗顔で特に大事なことは、
1.洗顔前にお肌を観察すること
2.洗顔はやさしく行うこと
です。ぜひ、一度お試しください。