インナーチャイルドと仕事のストレスの関係

~「あの頃の私」が、今もがんばりすぎているかもしれません~

 

 

こんにちは、インナーチャイルド解放コーチのしらいわとしまさです。

(多忙で3週間ほどお休みしていましたが再開します)
 

 

今回のテーマは「仕事のストレス」と「インナーチャイルド」の関係について。

 

実はこの二つ、深くつながっていることをご存じですか?

 

「なんだかいつも職場で疲れてしまう」
「上司の言葉に過剰に反応してしまう」
「失敗が怖くて、チャレンジできない自分がいる」

 

そんなお悩みの背景に、子どもの頃にがんばりすぎたあなたが隠れていることがあるんです。

この記事を通して、「なぜ仕事がこんなにもつらいのか」の奥にある気持ちに、そっと気づいてあげてほしいのです。

 

 

 

 

 

 

子どもの頃の「がんばり癖」が今も続いている?

 

子どもの頃、家族や先生にこんなふうに言われた経験はありませんか?

 

  • 「ちゃんとしなさい」
  • 「人に迷惑をかけるな」
  • 「失敗するなんて、恥ずかしいよ」

 

これらの言葉を受け止めた「小さなあなた」は、「もっとがんばらなきゃ」「迷惑かけたらダメだ」と、自分に厳しくなっていったかもしれません。


 

その「がんばり屋さんの小さな自分」は、大人になった今でも心の奥であなたを動かし続けています。
職場で評価されようと無理をしたり、人の期待に応えようとして疲れきってしまったり。

 

インナーチャイルドが癒されていないと、「安心して休むこと」「失敗しても自分を許すこと」がとても難しくなるんです。



 

仕事のストレス=過去の感情が再生される舞台

 

仕事場というのは、人との関係が密に絡み合う場所。
上司の態度に傷ついたり、同僚の一言にモヤモヤしたり。

 

でも、その反応が「過去に体験した感情の再現」だったとしたらどうでしょう?

 

たとえば

  • 上司に怒られた時、過去に親から怒られた時と同じように感じる
  • うまくできなかった時、幼い頃に「役に立たない」と思われた記憶がよみがえる

 

そんなふうに、「今、起きていること」と「昔、感じたこと」が心の中で重なってしまう。
それが、仕事のストレスを何倍にもしてしまう理由のひとつです。


 

 

 

インナーチャイルドに優しくすることで、仕事もラクになる

 

じゃあ、どうしたらいいのか。

 

まずは、自分の中にいる「がんばり続けている子ども」に、声をかけてあげましょう。

 

「もう無理しなくていいよ」
「よくがんばってきたね」
「あなたは、そのままで愛される存在だよ」

 

こんなふうに、自分で自分を安心させてあげること。
それが、インナーチャイルドを癒す第一歩になります。

 

インナーチャイルドが癒されると、

 

「全部を完璧にやらなきゃ」から「できることをやればいい」へ。
「人の期待に応えなきゃ」から「自分のペースで生きていい」へと、

 

心の重りが少しずつ軽くなっていきます。

 
 
 

 

今日からできる小さなワーク

最後に、今日からできる簡単なワークをご紹介します。

 

 インナーチャイルドと対話する3分ノート

 

  1. 静かな場所で3分間、自分に問いかけてみてください。
     「今、どんな気持ち?」「何に疲れているの?」と。
  2. 思い浮かんだことを、ノートに自由に書いてみましょう。
  3. 最後に、こう書き添えてあげてください。
     「あなたは、大切な存在だよ」

この3分だけでも、心の奥にあるがんばっているあなたが、
ふっと力を抜いてくれることがあります。



 

おわりに 〜自分を責めないで、ね〜

 

仕事でつらくなる時、自分を責めないでください。
それは、あなたが「ダメだから」じゃない。

 

ただ、昔の小さなあなたが、今も助けを求めているだけかもしれないんです。

あなたが自分に優しくなれるように。
そして、仕事のストレスが少しでも軽くなりますように。

 

心から、応援しています。


 

 

 

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「ちゃんとしなきゃ」

「もっと頑張らなきゃ」

 

そんな言葉が、心の中でいつも鳴り響いていませんか?

 

 

これは、多くの女性が抱えている心のクセのようなもので、知らず知らずのうちに自分を縛りつけ、疲れさせてしまいます。

 

 

インナーチャイルドと向き合うカウンセリングをしていると、この言葉の奥に「小さいころの自分」が隠れていることが多くあるのです。

 

今回は、「ちゃんとしなきゃ」という心の呪縛をほどき、本当の自分の声を取り戻す方法について、一緒に見つめていきましょう。

 
 

 

 

 

1. 「ちゃんとしなきゃ」と思ってしまう理由

 

「ちゃんとしなきゃ」という言葉の裏には、

 

・失敗したくない
・人に迷惑をかけたくない
・認められたい

 

という強い気持ちが潜んでいることがよくあります。

 

たとえば子どものころ、「ちゃんとしてるね」「いい子だね」と言われた記憶。
それがうれしくて、もっと褒められたくて、がんばっていい子を演じ続けた。

 

でもそのうち、それは「ありのままの自分」ではなく、「評価される自分」になっていたのかもしれません。

 


 

2. インナーチャイルドの声に気づく

 

こうした「ちゃんとしなきゃ」の背景には、小さな自分——インナーチャイルドの声が隠れています。

 

たとえば、

 

・お母さんに怒られないように静かにしていた
・家族の機嫌を取るのが当たり前になっていた
手がかからない子として周囲に気をつかっていた

 

そんな過去が、今のがんばりグセをつくっていることもあります。

 

だからこそ、まずは「そうだったんだね」と、その子にやさしく声をかけてあげることが大切です。

 


 


 

3. 「ちゃんとしなくてもいい練習」をしてみよう

 

いきなり「ちゃんとしないでいい」と言われても、ピンとこないかもしれません。
そんなときは、小さな練習からはじめましょう。

 

たとえば:

  • 家事を1つ手を抜いてみる(洗濯物は明日でもOK!)
  • お弁当はコンビニで済ませてみる
  • 誰かの前で「今日はやる気が出ない」と言ってみる
 

これらは、ダメな自分でも大丈夫という感覚を少しずつ体に覚えさせるプロセスです。
最初は罪悪感が出てくるかもしれません。でも、それもまた、癒しの第一歩です。

 


 

4. 本当に大切にしたいことに気づく

 

「ちゃんとする」ことで得られる安心や信頼は、たしかにあるかもしれません。

 

でも、そればかりを優先してしまうと、心がすり減ってしまいます。

 

あなたが本当に大切にしたいのは、

・人にどう見られるか
ではなく、

 

・自分がどう感じたいか
ではありませんか?


 

「がんばる」ことと「無理する」ことは違います。
ちゃんとしないことで、心にスペースが生まれ、本当に大切なことが見えてくるかもしれません。


 

まとめ|がんばりすぎない自分にも「ありがとう」

 

「ちゃんとしなきゃ」の呪縛は、少しずつやさしく解いていくことができます。

 

それは、自分にダメ出しをするのではなく、がんばってきた自分に「ありがとう」と伝えることから始まります。

 

「今日はこれだけできた」

「がんばらなかったけど笑えた」

 

そんな自分を、ぜひ抱きしめてあげてくださいね。

 

あなたは、もうじゅうぶんちゃんとしています。
少しずつ、自分をゆるめる毎日を一緒に歩んでいきましょう。

 

 

 

 

 

 

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カウンセリングをしていると、こんな言葉をよく耳にします。

 

「人に頼るのが苦手なんです」
「つい何でも自分で抱えてしまうんです」
「甘えるなんて、わがままみたいで

 

そんなふうに「甘えること」に抵抗を感じている方、とても多いです。でも、じつはその奥には、小さな頃に「甘えたくても甘えられなかった子ども」が隠れているかもしれません。

 

今日は、「甘えられない大人」が抱えている心の中の子どもについて、一緒に見つめてみましょう。

 
 

 


甘えること=悪いこと?

 

「人に迷惑をかけてはいけない」
「一人でできるようにならなきゃ」
「わがままはダメ」

 

そんな言葉を、小さい頃に聞いた記憶はありませんか?

 

もちろん、相手を思いやる気持ちは大切なこと。でも、それが「自分の気持ちは後回し」「頼るのは迷惑」という思い込みに変わってしまうと、生きづらさにつながります。

 

 

甘えるは、人として自然なこと

 

「甘える」と聞くと、なんだか子どもっぽい、未熟なイメージを持たれるかもしれません。でも、本来甘えるとは、「安心できる誰かに心を預けること」。

 

たとえば、つらいときに「つらい」と言えること。
しんどいときに「助けて」と言えること。

 

これって、本当に大切な「大人の自己表現」なんです。


 

 

 

甘えられない人の中にいる小さな子ども

 

子どもの頃、親がとても忙しかった。
気を遣わないと怒られた。
頼っても、受け止めてもらえなかった――

 

そんな経験をもつ人ほど、「もう甘えるのはやめよう」と心に決めてしまいます。すると、大人になっても、本当は抱きしめてほしかった子どもが、心の奥でずっと泣いていることがあります。

 

 

心の中の子どもに声をかけてみよう

 

ひとつ、試してほしいことがあります。

静かな場所で目を閉じて、心の中にいる小さな自分を思い浮かべてみてください。

 

そして、そっと声をかけてあげてください。

 

「よく頑張ってきたね」
「本当は甘えたかったよね」
「もう一人で抱えなくていいよ」

 

涙が出てきたら、それでいいんです。
それは、自分自身との再会です。


 

まとめ 〜 ひとりで頑張りすぎないで

 

「甘えられない」のは、あなたのせいではありません。
そうやって頑張るしかなかった時代があっただけ。

 

これからは少しずつ、自分の気持ちを大切にしていきませんか?
大人になった今だからこそ、心の中の子どもを安心させてあげられるのは、あなた自身なんです。

 

ひとりじゃなくて大丈夫。
必要なときは、頼っていいんです。

 

あなたには、甘える権利がありますからね。


 

 

 

 

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こんにちは。インナーチャイルド解放コーチ・認知行動療法カウンセラーのしらいわとしまさです。

 

今回のテーマは「頑張りすぎてしまう人のインナーチャイルド」。

 

毎日、家事に育児に仕事にと一生懸命に生きているのに、「なんで私ばっかり」「こんなに頑張ってるのに報われない」――そんなふうに心が折れそうになる瞬間、ありませんか?

 

実はその頑張りすぎるクセの奥には、子どものころの「さみしさ」や「誰かに認めてほしかった想い」が隠れていることがよくあります。

 

この記事では、そんなあなたのインナーチャイルドにそっと光をあて、少しだけ心をゆるめるヒントをお届けします。

 

 

 

 

 

 

なぜ、頑張りすぎてしまうのか?

 

「いつも頑張りすぎてしまう」

「人に頼れない」

「休むと罪悪感がある」

 

これらの感覚は、意志の強さや責任感の問題ではなく、もっと深い心の仕組みと関係しています。

 

多くの場合、その根っこには「愛されるためには頑張らなければならない」「ちゃんとしていないと嫌われる」という信じ込みが潜んでいます。

 

この信じ込みは、小さな頃の経験――たとえば、親に甘えたくても我慢していたり、失敗すると怒られたり、褒められるのは「いい子にしていた時だけ」だったり……そんな体験からつくられていきます。

 

つまり、頑張りすぎる自分は、子どもの頃の「わかってほしかった私」が、ずっと頑張り続けている姿なのです。

 


 

インナーチャイルドの声を聴く

 

「もっと頑張らなきゃ」

 「ちゃんとしないと」

 「人に迷惑をかけちゃダメ」

 

そんな心の声が聞こえてきたら、ちょっと立ち止まってみてください。

 

その奥には、こんな声が隠れていませんか?

 

「本当は甘えたかった」
「認めてほしかった」
「安心したかった」

 

これが、あなたのインナーチャイルド――内なる子どもの声です。

 

頑張り続けてきた今のあなたが、その子の手をとって

 

「もう大丈夫だよ」

「ここにいていいんだよ」

 

と言ってあげることで、心は少しずつほどけていきます。

 

 

 

 


 

今日からできる、小さなワーク

 

では、どうしたら頑張りすぎる私から少し楽になれるのでしょうか?

 

今日からできる、シンプルなワークをご紹介します。

 

1.「今日、頑張らなかったこと」を書き出してみる

 

たとえば

  • 洗濯物をたたまず、山のまま放置した
  • 夕飯をレトルトにした
  • 「やりたくない」と思って、やらなかった

これ、どれも立派な「自分を緩めた証」です。

 

そしてこう書き添えてください。

 

「それでも私には価値がある」
「ちゃんと生きてるだけでえらい」

2.子どもの自分に声をかける

 

心の中に、5歳くらいの自分がいると想像してみてください。

その子に向かって、こんなふうに話しかけてみてください。

 

「いっぱい我慢してきたね」
「今はもう、ひとりじゃないよ」
「失敗しても、あなたは大切だよ」

 

自分自身をやさしいお母さんやさしいお兄さんのように包んであげる時間を、ほんの数分でもいいのでつくってみてくださいね。


 

最後に:がんばり屋さんのあなたへ

 

頑張りすぎてしまうあなたは、もともととても繊細で、人の気持ちに気づけて、責任感があって、やさしい人です。

だからこそ、まわりの期待にも、自分自身の期待にも応えようと、いつも全力になってしまう。

 

でもね、本当のあなたの価値は、「頑張ること」で証明しなくても、最初からちゃんとあるんです。

あなたが、少しずつ「頑張らない自分」にもOKを出せるようになりますように。

 

そして、その歩みを応援してくれる人が、ここにいるということも、どうか忘れないでください。

 

今日も読んでくれて、ありがとう。

 

 

 

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カウンセリングや講座のなかで、とても多くの方がこんなふうに打ち明けてくれます。

 

「家族にこうしてほしいのに、全然わかってくれないんです
「同僚に期待してたのに、また裏切られた気がして

 

とくにやさしい人ほど、「人に期待しすぎてしまう」「期待が裏切られて苦しくなる」という心の疲れを抱えています。

 

今回はそんなあなたに、少し心が軽くなる視点をお届けしたくて、このテーマを選びました。

 
 

 

「期待する」って、悪いこと?

 

そもそも人に期待すること自体は、決して悪いことではありません。

 

「こうしてくれたら嬉しいな」と思うことは、ごく自然な感情ですし、そこには人を信じたいという純粋な想いが込められています。

 

ただ、問題になるのは、その期待が「相手の自由を縛ってしまう時」、そして「期待が裏切られたときに、自分の心が大きく傷ついてしまう時」です。

 

 


 

なぜ私たちは、そんなに期待してしまうのか?

 

それは、「自分がそうしてきたから」という理由がとても大きいんです。

 

たとえば――

 

・相手に合わせて無理をしてきた
・気づかれなくても頑張ってきた
・自分を後回しにして尽くしてきた

 

そんなふうにいい人としてがんばってきた方ほど、
「私がここまでやってるんだから、少しはわかってよ」
という気持ちを持つのは当然のことです。

 

でも、ここで少しだけ立ち止まって考えてみましょう。

 

 


「期待」と「依存」の違い

 

誰かに何かを「してもらいたい」という気持ちが強くなりすぎると、それは期待ではなく依存になってしまうことがあります。

 

依存には、無意識の「コントロールしたい」が隠れていることも。

すると、相手が自分の思い通りに動かないときに、怒りや悲しみが爆発してしまうのです。


 

心が軽くなる魔法の言葉

 

では、どうすればいいのでしょうか?
ひとつのヒントとして、こんな言葉を心に置いてみてください。

 

こうしてくれたら嬉しいなと思うけれど、
 してくれなくても、私は私を大切にする。」

 

この言葉には、「期待してもいいけど、それに振り回されすぎないでいいんだよ」というやさしいメッセージが込められています。

 

 


インナーチャイルドと過剰な期待の関係

実は、過剰な期待の背景には「インナーチャイルドのさびしさ」が隠れていることも多いんです。

 

小さい頃、親や周りの大人に気持ちをわかってもらえなかった。
本当は甘えたかったのに、それを我慢してきた。

 

そんな経験があると、大人になってから「誰かにわかってほしい」という気持ちが強くなります。

だからこそ、今のあなたが自分自身に「よくがんばってきたね」と声をかけてあげることが、何よりの癒しになります。
 


 

今日からできる、ちいさな一歩


最後に、今日からできるちいさなワークをご紹介します。

 

🔸 自分の中の期待を紙に書き出してみましょう。

 

「夫にこうしてほしい」「子どもにわかってほしい」
そんな気持ちを、ジャッジせずにそのまま書いてみる。

 

🔸 そして、その期待にこう付け加えてください。

 

「でも、してくれなくても私は私を大切にする。」

 

このワークを繰り返すことで、少しずつ「人に期待しすぎて苦しくなる自分」から自由になっていけます。


 


 

おわりに:やさしい人が、もっとやさしく自分を扱えますように

あなたが人に期待してしまうのは、それだけ人とのつながりを大切にしているからです。
だからこそ、まずは「あなたがあなたにやさしくなること」から始めてみてください。

 

だいじょうぶ。
あなたは、期待されなくても、認められなくても、ちゃんと価値がある人です。

 

ぼくはいつでも、あなたの味方です。

――インナーチャイルド解放コーチ・しらいわとしまさ

 

 
 

 

 

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