ギターを弾くという行為は、つまるところ「左右の指を思うように動かす」ということになります。

 

この「動かす」という脳からの指令を聴覚や触覚などの知覚情報と統合して制御するのが、小脳なんだそうです。

 

ところが実際には脳からの指令を受けて指を動かしても、そこにはズレが生じる。

 

「左の親指は6弦5フレットで、人差し指は1弦6フレットを押さえる」という指令が出ても押さえ間違えるのはこのズレが生じるから。

 

 

ズレを補正するためには、やっぱり「その運動を繰り返す」しかないようです。

そうすることでより洗練された動きになる。

 

そう考えるとギターの「難易度」とは「同じような動きをどれだけやって来たか」どうかで決まると思います。

 

極端な話しですが、僕がCコードを押さえ間違えることは殆どありません。

それはこれまで何万回と押さえてきたから。

もし間違えるとしたら、これまでとはネックの太さやナット幅が極端に違うギターを弾く時とかでしょう。

 

新しく曲をコピーする時、これまでやって来た曲と似た動きならば、押さえ方さえ解かればスムーズに弾けます。

 

逆にほとんどやったことのない動きなら、押さえ方が解ってもテンポを落としても間違えます。

 

ギターを弾く上での難易度というのは、似た経験があるかどうかで決まる。

 

つまり新たな奏法を身につけるには小脳を鍛えること。

そのための反復練習ということなんですね。

 

ズレ補正のためには「間違えない速度でゆっくり何度も弾く」ことが近道なのです。

 

結局当たり前の結論になる訳ですが(笑)

 

「なぜその練習が有効なのか」ということを理解すれば、一見遠回りのような練習でも身が入ると思うのです。

 

 

 

 

 

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