「7つのアルファベットと2つの記号を覚えよう」
音には名前があります。
日本の音楽授業では何故かイタリア読みの、
「ドレミファソラシド」
で教えますが、
これは個人的には功罪あると思います。
ましてや日本語読みの、
「ハニホヘトイロハ」
に関してはもう教えなくて良いんじゃないかと(^^ゞ
現在の世界共通語としてはやはり、
「CDEFGAB」
が主流ですよね。
これ。
ギターの場合カポタストという移調グッズ(キーボードのトランスポーターみたいなもの)があるのでややこしくなるのですが、それは今は置いておいて。
このアルファベットはどの楽器であろうと共通で、「Aをください」と言われたらギターだろうがベースだろうが管楽器だろうが皆同じ「A」という音程の音を出します。
音には「高低」があります。
アルファベットでいうと「ABC・・・」と書いた場合、右へ行くと音は高くなり、左へ行くと音は低くなっていきます。
Aから始まってGまで行くとまたAに戻りますが、これは1オクターブ上(高い)のAという音になります。
ギターはじめた頃は、この「高い・低い」の意味がわからなくて苦労しました(笑)
Cと右隣のDはどちらが高い?
高いとか低いという「音」の概念がなかったからでしょうねぇ。
全然判別が付きませんでした。
さて2つの記号とは「#(シャープ)」と「♭(フラット)」のことです。
この記号には2つの微妙な違いの意味があります。
「#」の場合はアルファベットと組み合わされると「そのアルファベットの音よりも半音高い音」という意味になり、「♭」は「半音低い音」
になります。
上のピアノの鍵盤図にあるように#や♭は黒鍵の部分になります。
そして見てもらえると分かるように、例えばC#とD♭は同じ音になっています。
どちらで表現するかはKEYによって変わるのですが、そこは割愛。
ちなみに白鍵と白鍵の間に黒鍵がない部分、BとCの間とEとFの間は元々が半音の差なので、B#やC♭、E#やF♭という表記は基本的にしません。
この記号のもう一つの意味は、#は本来のその音よりピッチ(音程)が上ずっている、♭は逆に下がっている、という意味でも使います。
よくボーカルで
「いまの部分、ちょっと#しているよ~」
なんて使いますねぇ。
この音楽に於ける共通語であるアルファベットと2つの記号、ぜひ覚えてくださいね。
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