重陽の節句に茄子を食べるといいそうですよ。メニューに困ったら参考に… | 前をむいて ♪ 

前をむいて ♪ 

「Workshop×Dining まっとうなくらし」主宰 
食を通して生きるを応援するライフコンサルタントです。

献立方程式は
茄子×生×出汁、白たまり、柚子唐辛子です。

茄子のミネストラってきいたことありますか?

男子ごはんという番組の中できゅうりのミネストラというお料理作っていて、

「お!これを茄子に変換できないかな?」と、思ったのがこのメニューのきっかけです。

そもそもミネストラとはなんぞや?ってことで調べたところ、

具が少ないスープってことのようです。

作り方もかんたんです。
皮をむいた生のなすを、出汁と一緒にフープロで撹拌するだけ。

生の茄子を使うから、できたてをどうぞお召し上がりくださいね(色が悪くなる)

 

茄子の原産地はインドの東部といわれています。

中国を経て日本に伝わったのは奈良時代で、1000年以上の長きにわたって栽培されている野菜です。

濃い紫色のものが一般的ですが、他にも白色や緑色のものなど多くの種類があります。

中国では白い茄子は漢方薬として用いられることが多いそうです。

今日は、白なすだから、白みそ。お酒で少しのばして使いましたか、

おいしいね。白なすもトロトロになって…

 

 

献立方程式は
茄子×焼く×醤油、生姜

茄子はいったん蒸して使いました。
なんだか、トロトロで美味しかったです。

私は都度、蒸したりすることは面倒だと思わないけど、やっぱり面倒だと感じる方も多いみたいですね。

そんなときはまとめて作っておいて展開していくといいよね。

我が家には電子レンジがないので毎回蒸しますが、レンジだとお手軽にできるようです。

献立方程式は
茄子×蒸す×塩、オリーブオイル、レモン汁

蒸し茄子に夢中な私。

生も美味しくできますが、

蒸し茄子を使うと美味しさアップです。

献立方程式は、
茄子×炒める×味噌

はい✋先生!
これ、絶対美味しいやつですよね。

と、言われるものです。

ご飯にのっけて、なす味噌丼も、おいしー

9月9日は
重陽の節句です。

「くんち(九日)に茄子を食べると中風にならない」という言い伝えもあります。

「くんち」とは、収穫を祝う秋祭りの総称の1つです。

旧暦の9月9日、重陽の節句の際に行われた祭りであることから、

「九日(くんち)」の名前が定着したと言われています。

九州で行われる「長崎くんち」や「唐津くんち」はその名残だそうです。

この、くんちになすを食べると中風にならないとか…

(「中風」とは、発熱や悪寒、頭痛などの症状の総称です。脳梗塞を指すときもあります。)

重陽の節句に、茄子料理を食べ、不老長寿や無病息災を祈りましょう。