「ひまわり娘」 伊藤咲子
作詞・阿久悠 作曲・シュキ・レヴィ 編曲・ケン・ギブソン
去年はまったくブログを更新しなかったのですが

人間 語っていくことが大事だと思いましたので

コツコツ語っていきたいと思います。

 

私の育った少女の時代は

「スター誕生」の全盛期で

決戦大会で プラカードがどれだけ上がるのか、とか

すごく素敵な人が出てくるのではないだろうかとか

ワクワクドキドキして見ていたものです。

 

自分は 車酔いがおそろしくひどく

ひと区間もバスに乗れなかったし

夢もまったくみれない子供時代を過ごしたけれど

だからこそ 一般の人が夢を掴むような番組は

見ていて楽しかったし 

その姿に夢を重ねたように思います。

 

伊藤咲子さんは この番組でスカウトされて

「ひまわり娘」で華々しくデビューされました。

デビューシングルからロンドンで海外録音などという

特別な扱いでのデビューでしたから

ご本人も天にも昇る気持ちでおられたのではないでしょうか。

 

歌もお上手でしたし 可愛かったし

びっくりするような黄色いワンピースのミニスカートは

ものすごいインパクトがあって 今も思い出せます。 

 

「誰のために咲いたの

それはあなたのためよ

白い夏のひざしをあびて

こんなに開いたの」

 

阿久先生の歌詞は

最初から人の心をつかむ

ひまわりそのもののイメージの

歌詞を書かれました。

 

このシングルは

B面の「オレンジの涙」が

また とてもいい曲で

私は大好きでした。

 

しかし あまりにも明るく

天真爛漫なイメージがついてしまうと

その後が大変だったのだろうなぁ、とも思います。

 

でも この歌は 忘れられない歌です。

夢中で歌って なんだか幸せだったなぁ、

なんて思います。