今回はスタンプスポット以外の史跡をちょっと詳しく紹介します。博物館以外は徒歩で回りましたが、博物館も含めて福井市の中心に集まっていますので徒歩で回ることができます。
それぞれの場所は地図の通りです。由利公正広場と莨屋旅館跡だけちょっと離れてます。大体の移動時間も最後に載せています。
<福井市郷土歴史博物館>
福井の歴史を古代から近代まで紹介しています。もちろん幕末エリアでは松平春嶽、三岡八郎をはじめとしたゆかりの人物の紹介が充実しています。幕末以外はさらっと見ただけでしたが入館から出てくるまで1時間弱時間がたっていました。中の展示物は撮影禁止ですが、一部撮影OKのものもあります。
・福井城の模型(撮影OK!)
ここには駐車場もあります。大きい通りからは少し入ったところですが、建物は大きいのですぐ見つけることができると思います。また、ナビならちゃんと表示されているでしょうね。
・開館時間 9:00~19:00
(11/6~2/末までは17:00閉館。入館は閉館の30分前まで)
・入館料 210円
<福井神社・松平春嶽像>
福井神社内に松平春嶽像があります。神社は中央公園の北側にあり、公園が開けているのですぐに鳥居が目に入ります。福井城址のすぐそばです。
<福井城址>
現在は天守台ということで、天守閣があった場所が上のようになっていました。また、ここは外堀と石垣の中にあるのですが、福井ではその石垣の中に県庁や警察本部があります!これはめずらしい難攻不落な県庁ですね!なのでこの石垣の中に入るには3か所の橋のどれかを渡らないといけません。
神社から近いところが復元工事中だったため、ちょっと遠回り。県庁と警察本部の間を抜けて行きました。途中写真の看板もありました。今や県庁などの建物が大きく、隅にひっそりとある感じがしました。また、看板のように桜の季節はとてもきれいなようですね(^_^)
<内堀公園、旅立ちの像(横井小楠と三岡八郎)>
こちらは福井城址からすぐ、外堀沿いに小さな公園があり、その中に二人の像がありました。位置的には福井駅と福井城址の間なので駅から来る人は先に見つけることができそうです。他の像とは違い台座がないのでどこか親近感がわきます。笑 二人の姿も話をしているような雰囲気でとても親しげな感じがします。
ここからも石垣を見ることができます。石垣の奥は県庁です。
<由利公正広場>
こちらは台座がある三岡八郎像です。幸橋の南側にあります。以前は中央公園にあったようで、こちらに移ってきたとのことです。
福井県のHP参照:
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/sokou/kennto/yuri_kimimasa_hiroba.html
そのため、博物館でもらった福井市史跡のパンフレットにはまだ中央公園にこの像があると書いてありました。ご注意を。
福井城址や内堀公園あたりからだと路面電車の通るフェニックス通りに出るとわかりやすいです。
路面電車を横目に見ながら南に向かうと幸橋にたどりつきます。渡った先に広場と像があります。
ただ、広場と言っても道の歩道が少し広くなったような感じで、車や路面電車からもこの像は見えるでしょう。
そして、道向かいには三岡八郎宅跡の石碑がありました。広場につくと幸橋の下をくぐってここに行けるという表示があります。ただ、このあたりは整備されており、その実際の跡というのはもうないそうです。
となりには和歌の石碑もありました。
<莨屋旅館跡>
龍馬と三岡が新政府の財政について夜中まで語ったとされる旅館跡です。龍馬はよくここに泊まっていたみたいです。そんな所もこうして石碑があることでその歴史を感じさせてくれます。ただ、ここはほんとうに駐車場の隅っこにこれがあるだけですので、近くまで行かないとわかりません。
道向かいから見るとこのようにカフェのすぐ隣です。もし、由利公正広場から行くならば、幸橋の西側の九十九をめざし、九十九橋の通りと広い中央通が交差する交差点から北に1ブロック行ってから細い道に入るといいと思います。
このように美容室が見えるのでその奥がカフェ、そしてその奥に石碑があります。
<所要時間など>
福井神社、福井城址、内堀公園はすぐ近くなのでそれぞれの移動には1、2分ほどしかかかりません。
内堀公園から由利公正広場は約15分、
由利公正広場から莨屋旅館跡は約20分でした。
そしてそれぞれ写真を撮ったり、紹介文を読んだりしましたので駐車場からそれぞれを回り、戻ってくるまでトータル2時間弱かかりました。写真でお分かりの通り、莨屋跡の時はもう暗くなってきてました(^▽^;)ギリギリです。。。
また、今回は博物館だけ車で行きましたが、福井市のパンフレットによると、博物館から福井神社までは5分と記載がありました。電車で福井駅に到着し、全て徒歩で回ることもできますね(^∇^)