また、「日本語の助数詞が難しい!」てのがX(Twitter)で流れてきた。わかるよ。「何人」「何本」「何個」「何台」「何枚」などなど、たくさん覚えなきゃならないの面倒だよね。わかるよ。ネタとしても面白いよね。でもさ、日本語は数に関しては無頓着な面もあると思うんだよ。

 

 

中学生に英語教えてると、「英語、なんでそんなに数にこだわる??ここ、数の概念、必要?文の意味に全く影響ないのに、動詞の形変える必要ある??」てなることが多い。一つ一つ教えて定着させるの結構大変なんだよ。

 

 

まず、be動詞。be動詞の文は、日本語に訳すと「~です。」になることが多い。

 

I am a student.

We are students.

 

これ、日本語にしたら「~は生徒です。」の部分は全部同じになると思う。でも、主語の数によってbe動詞の形が変わる。意味は同じなんだから同じでいいだろ!とか言い出す日本人てあまり見ないんだけど、素直すぎるのかな?考えてみたら、自分も中学生の時に素直に受け入れてた気がする。さらに、主語が複数になると「students」と「s」をつけなきゃならない。最初に「We」って言ってんだから複数だってわかるだろ!なんで名詞にも複数の印を付けなきゃならないんだよ!複数形に「s」付けるってルールにするなら、「student」に「s」付いてない時点で単数ってわかるのに、さらに「a」付けるの余計だろ!そもそも最初に「I」って言ってんだから単数なんだよ!とか言ってる人見た記憶ない。

 

 

さらには、名詞については、「cup」や「glass」は数えられるけど「coffee」や「water」は数えられないとか言ってくるし、まぁそれは説明されれば一応納得はできるけど、「furniture」や「fruit」や「staff」は数えられないとか、「many」は数えられない名詞には使えないとか、数に関するルールは日本語より英語の方が面倒な気がするんだけどどうなんだろう?

 

 

「カップ」も「グラス」も「コーヒー」も「水」も「ひとつ」で行けるし、家具でも机でも「たくさん」で行ける日本語の方が数に関しては学習者にやさしい気がする。

 

 

外国人の「日本語って難しい!」って話は面白いけど、その人が日本語を難しいと感じるなら、日本人がその人の言語を学ぶ時には同じくらい難しいってことになるはずで、日本語が特別に難しいってことではないと思うんだよね。こういう話が出るたびモヤモヤする…。日本人もそういう時、「英語だって単数複数いちいち面倒!」「主語の数によって動詞を変形するの何のため!?そしてその動詞に不規則に変化するものが多すぎる!!理不尽!」とか言い出してもいいんじゃないかな。