このテーマはもっと早く書くつもりだったけど、気づいたらだいぶ時間がたっていた…。



2月の終わりにFP3級のCBT試験を受け、3月の半ばに結果が出て、すぐにでも体験談を書こうと思ってたのに、気づいたら4月に入ってた。私が受けたのは旧タイプの試験で、学科試験の制限時間が120分だったけど、2024年度からは90分になっているらしい。このように変わった点もあるけど、どこかの誰かに参考になることもあるかもしれないのでとりあえず体験談を書いておく。



当日は、開始時間の20分くらい前には会場に入った。少し早すぎるかもと思ったが、結果としてはちょうどよかったと思う。受付で、身分証明書や持ち込み不可の物の確認があったり、荷物をロッカーに入れたりトイレに行ったり…とかやっていると、早すぎるということは全然ないと感じた。



同じ時間に受けた人が10人くらいいたかなぁ?私が一番早く着いたけど、すぐ後からどんどん入ってきた。初めて入る建物だったから早めに行ったつもりだったけど、他の人もだいたい同じくらいに来てた感じ。



電卓や筆記用具が試験会場内に持ち込めないのはわかってたけど、腕時計もダメというのは係員に言われて気づいた。事前に注意事項に目を通してたつもりだったけど見落としてた。反省。



待機スペースで注意事項の動画を見てから試験会場に入室。動画にも説明があったけど、各ブースにイヤーマフが用意されていて、使用できるようになっていた。私は使わなかったけど、静まり返った部屋で「カチ……カチカチ……」とマウスの音だけが聞こえ、最初のうちは結構気になったので、音に敏感な人は使ってみても良いかもしれない。



テキストに付録としてついていた「CBT試験体験版」では、パソコンの電卓の位置が固定されていて、問題の一部が隠れてしまってやりにくいな~と思ってたけど、本番の試験では電卓を動かすことができたので良かった。画面のサイズも自宅のパソコンよりかなり大きくて見やすかった。



学科試験は、テキストでもYouTubeでも過去問でも一度も見たことがない問題が出て少し動揺した。金融機関が犯罪に使われた場合、その情報を何年保存するか?みたいな問題が出たんだけど、全然わからなくて勘で答えるしかなかった。試験が終わった後に2級のテキストを読み始めたら、それらしい項目があるので、2級では普通の内容なんだろうか。この他にもいくつか見覚えのない問題が出て、結局53/60だった。満点を狙ったので残念。



30分くらいで回答が終わり、メモ用紙とボールペンを持って部屋を出ると、「今から実技試験を受けることもできるがどうするか」と聞かれた。申し込みの時には、時間が被らないように設定しないといけないので、実技試験まで空き時間がだいぶ長くなることは承知の上だったんだけど、思いがけずこのような提案をいただき、ありがたく受けさせてもらった。こういう対応は、他の会場でもやっているかどうかわからない。私が受けたところは人数が少なかったけど、大勢が一度に受けるような会場だと難しいかもしれない。



実技の方は、学科と反対に不安になるほど簡単で、満点だった。



CBT試験は、紙の試験と違って、終わるとすぐに点数がわかるので良い。ただ、正式な合格発表は半月ほど後になる。これって、何か不正行為とか判明すると、点が良くても無効とかあるんだろうか…?



今思い出せるのはこのくらい。すこしでもどなたかのお役に立てば嬉しい。



結果発表の後すぐに2級の勉強を始めた。5月に試験を受けてみるつもりだけど、2級はまだCBT試験はないので紙の試験。結果発表までが長く感じそうだな…。