それではFP3級の内容を最初から振り返っていこう。


 

ここはまだ「ふ~ん」で流せる内容。しかし、三大必要資金教育資金住宅資金老後資金とするのも、これからの時代どうなんかね。結婚しない人、子供を持たない人はこれからますます増えると思う。住宅を買わずにずっと賃貸の人には住宅ローンとかは無縁ということになるだろうし、全員に関わりがあるのは「老後資金」ということになるかな?



ライフプランニングの6つのステップも、正直当たり前のことが書いてあるだけなので、引っ掛かるところはなさそうだけど…もし引っ掛かるとしたら、②の「顧客の状況や希望、目標を聞く」と③の「顧客の現状の問題点を分析する」を逆にしちゃうとかかなぁ?「分析してから希望や目標を聞く」のではなく、「聞いてから分析」ということね。


 

ライフイベント表は、結婚した翌年に保険に入った時に保険屋さんが作ってくれて、へぇ~こういうのがあるんだ~と思った記憶がある。妊娠がわかったばかりだったんだけど、その子が入学する時に自分と夫が何歳とか、具体的にイメージできるので興味深い。それまではもっと漠然とぼんやりしたイメージしかなかった気がするから、いい機会だった。こんな風に、自分が実際に経験したことに結びつけて考えられる項目は理解しやすい。

 

 

しかし、次のキャッシュフロー表は将来価値なのに、どうしてライフイベント表は現在価値なのか??どっちかに統一してくれた方が覚えやすいのにとは思う。本当のところはわかんないけど、ライフイベント表はざっくりとした理解だから今イメージする金額をとりあえず入れておくキャッシュフロー表は具体的な金額を細かく計算するものだから物価の変動等も考慮するみたいに考えてる。



ライフイベント表は、例えば、「子供が幼稚園に入る頃にミニバン買おうかな~。300万くらい?」みたいな感じだから、とりあえず今考えてる金額をポンと入れとくのかなと思ってる。FP協会の方で受けると、実技でキャッシュフロー表の計算が出るみたいだけど、私は金財で受けたので出なかった。

 

 

可処分所得の計算は、年収から所得税、住民税、社会保険料(健康保険や年金等)を引くと。要するに、国や自治体に強制的に取られるものは引くけど、自分で契約して払ってる生命保険料は引かない。困った時に備えて自動的に払ってるという意味では似たイメージだけど、自分の意志で決めてるかどうかで違いがあるという感じかな。

 

 

個人バランスシートは、簿記でやった「貸借対照表」よね。見覚えがありすぎる。この形の表は、相続税の計算とか、2級の法人の資金計画のところにも出てくるので、表の意味は理解しておくと良いと思う。



表の中の用語で気になるものがあるとすれば「解約返戻金」かな?若くてまだ保険契約をしたことない人は聞いたことないかも。そもそもどう読むの?て感じだし。


意味は漢字の通りで、解約した時に戻ってくるお金。以前は、契約上もらえる予定の保険金の額(死亡したら2,000万とか)ではなく、解約した時に返ってくる金額を入れる理由がよくわからなかった。解約する予定ないのに解約した場合で考えるのが謎だったけど、考えてみたら、死亡した場合にもらえる金額書くのも違うよね。家族がみんな健康に暮らして行く設定で、必要なお金とかを考えていく場面なんだから、死亡した時に入る金額を入れるのは違う。全員が生きてる状態で、もし急にまとまったお金が必要になり、やむなく保険を解約した時に入るお金が「資産」になる…みたいに考えると良いのかなと思う。

 

 

まぁ、正直、この辺はまだ特に大きな引っ掛かりポイントはないと思う。引っかかる人が多いのは、次の「6つの係数」からではないかと…。


 ↓使っていたテキスト↓

 

 

ここで2級のテキストの内容を追記。



クレジットカードに関しては、3級でも載っているテキストもあるけど、私が使っていたものにはなくて、2級のテキストにはあった。



クレジットカードを普段から使っている人は、


一括払い→手数料なし

分割払い→手数料あり(支払い総額が多くなる)


は知っていると思う。ややわかりにくいのが「リボルビング払い」かなぁ。一括ではなく分けて払うのは分割もリボも似てるけど、分割は「○回払い」のように回数を決めるのに対し、リボは「毎月○円ずつ」のように1回の金額を決める。「リボ払いはお得」と誤解して使ってる人もいると聞いたけど、1回分の支払額を決めることができるから気持ち的に楽になるだけで金額的に楽になるわけじゃないから注意が必要だと思う。当然、手数料もかかる



全然関係ないけど、金融資産運用分野で出てくるドル・コスト平均法とイメージは似てると思う。



ちなみに、私もクレジットカードはよく使うけど、1回払いしか使ったことない。もちろん年会費が無料のカードしか持ってない。




貸金業者からの借り入れは年収の1/3までというのは聞いたことがあったけど、クレジットカードでの買い物の分は含まれないんだね。親に「カードでの買い物は借金と同じだから注意しろ」と言われていたので、買い物の分も入るのかと思ってたけど違った。あと、車や住宅のローンも別とのこと。まぁ、この2つは金額が大きいから、「年収の1/3までしか借りられない」となったら買える物が限られてしまうよね。



クレジットカードはカード会社から貸与されているだけで所有権はカード会社というのは、知らない人も結構いると思う。多分、新しいカードが届いた時に、そういう説明が書かれた紙が入っていた気がする…けど、ああいう説明をじっくり読む人もあまりいないと思う。でも、過去問で見たことあるので一応覚えておいた方がいいと思う。