海人で沖縄の方言で本来はあまと読みます。 海に潜って貝類や海藻を採集する漁を(専業あるいは兼業で)職業とする人という意味です。 古くは漁師全般を指しています。
私たちは、海人でうみんちゅと呼びます。
沖縄の言葉で「うみんちゅ」とは方言で海に関わる仕事で生計をたてている人や海が好きや海で遊んでいる人や海の様な心を持つ人も含みます。
きのうのブログの登場人物のオーストラリアのレディエリオット島から沖縄県うるま市へ移住をした彼はまさに海人です。
彼と海談義をすると熱く語り合って夜が明けるまで時が経つのを忘れてしまいます。
数日前にこんな話しをしました。
日本人がダイビング器材を背負うときは
①バディに担がせてもらう
②階段など段差を使う、
③ 椅子に置いて担ぐ
④女の子から座りで担ぐ
などなど方法はあります。
私は格好をつけて外国人の水中ガイドさんの真似をして担ぐ練習を繰り返して背負えるようになっていました。
…その担ぎ方は…
タンクごと自分の頭上まで持ち上げて頭上をこしてタンクを背中の方まで担ぐやり方でした。お手本になる担ぎ方ではありません。重量が10キロくらいになるから危険で怪我に繋がります。
しかし日本人はこの担ぎ方をあまりしません。
インストラクターのBC器材にはいっぱいのアクセサリーが付いていて、海外でクリスマスツリーと呼びますがあまりよろしくない呼び方ですし、アクセサリーがたくさんついているぶんだけ頭上まで担ぎ上げられることも難しいのです。
結局は私にとって腰ヘルニアになる最大の要因になってしまいました。
かっこよく見せたくて覚えたスキルの話題でさえ語り合うと楽しくて無我夢中になってしまうのです。
海で出会った仲間たちや初対面の人や共に水中を共有すると彼らと絆が生まれていきます。
海の中って特別なんです。壮大な大自然のなかでは仕事や年齢や収入なんて無意味です。ただそこに在るがままで十分なんです。絆が生まれていくのは在るがままだからです。
潜るとそこには非日常空間が広がっています。絶対に陸上で手にできない紺碧の世界で、人間の手が行き届かない神聖な領域です。
宇宙のエネルギーで満たされています。
人間が満たされた紺碧に包まれていると、内側からマッサージされたように魂まるこど綺麗になります。
そして海中から水面を見上げると太陽の光がシャワーのように注がれています。
最高な海の中はミラクルの繰り返しです。瞳に飛び込む景色すべてが命の奇跡です。だからまた潜りたくなる余韻は心底へ刻まれてしまうのです。
沖縄の東海岸うるま沖の「バリアリーフ」は世界有数の多様性に満ちた魅力的な海です。
神様の島「浜比嘉島」は水中も特別な聖域、太平洋の栄養に満ちたきれいな海の中でぜひ、一緒に癒されちゃってください。