私のブログを書かない間に起きた出来事の一つが、
「禁煙成功」でした。
ブロガーさんの中にはきっと⁉️と思われる
方々が少なくないと思います。
だって、オカメインコの息子がそばに居ながら…
そうなんですよ!
私はスモーカーでした。
長いこと…長いこと止められずに居ました。
私の喫煙者の仲間入りしたのは、小学六年生でした。
当時は、自販機にタスポなんて不要でした。
買えてしまっていたんですよね。
あれからかれこれ20年以上も…
もちろんダイバーとして水中写真を撮っていた時期…特に素潜りで撮影しなければならない被写体に関わったとき…
映画「グラン•ブルー」のモデルになった 、ジャック•マイヨールさんに出会ってしばらくは、禁煙をしていたのです。
それでも…
潜った後は、アルコールを飲んでタバコをふかしてギターを弾いてビリヤードで遊んで…
止められなかった長い人生でした。
たとえ慢性膵炎を患った期間でさえ…
少し痛みが治まればパコパコと吸っていたのです。
完全な禁煙者の立場なら
「バカじゃないの~」
「信じらんない~」
なあ~んて言葉が耳につきそうですよね。
それでも止められないのがタバコでした。
1日の本数ではなかったんです。
多く吸っていても、少なくても断ち切るのが
難しい!
難しかった!
私は、ずっとこの苦しさから逃げていたのです。
「息子が可愛い」
「息子を愛している」
そんな言葉を吐いているのにタバコを吸っていた…
やめよう…
せめて息子が居ない部屋や場所で…
だから
「まあ、いっかあ…」と…。
息子へ消えない命を想う矛盾だらけの自分。
嫌気が刺しながら止められない自分。
情けないのです。
六年も苦しみながら、止められないままでした。
そんなとき、今年になって様々な自分の環境が変わるのと同時に、
自分の最大の弱さであった喫煙者から脱けだしたくなりました。
「本当に息子を愛しているなら」
「愛は、忍耐が伴う。」
息子が闘病中に私へくれた健気な待っていてくれた時間へ私は恩返しをしていないのだから。
いつも闘病中に、心配そうな眼差しで
涙を流してくれた息子です。
だから私は今度こそ!
そして、3月中旬から禁煙スタートです。
私は、病院へ行くタイプではなく、自力でスタートしました。
ここ数年は、1日5本だったのですが…
ゼロにすることが狂いそうな日々の始まりでした。
息子は、側にいました。
ずっと片時も離れずに…
「大丈夫?」
「僕はそばにいるよ…」
禁断症状は、不眠や胃痛や筋肉痛など様々でしたから息子は、怖かったのでしょうね。
そして…約1ケ月過ぎると…
吸いたいと脳は、言わなくなりました。
そして、タバコを手に握りたいという執着心も消え失せました。
肩の力を入れていた息子へまるで、
罪を犯しているようなタバコを吸うという行為…
「息子の命が愛おしい」
やっぱりこれに尽きるから
成功したのかもしれません。
愛は、大変だけれど、あったかいです。
息子がくれたように…
私も口を聞けない息子へ
「肺が苦しかったのにごめんね」
「ゴメン」
本当にゴメンねとありがとう…
それだけです。
何か苦痛を乗り越えると必ずご褒美があるもんですね。
タバコから卒業!です!
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