こんばんは!
見ていただきありがとうございます!
ここでは、前職が理学療法士の27歳が
群馬県前橋市でリラクゼーションサロンを
開設し、興味のある心や脳や身体について
情報発信をしていきます!
タイトル通り、
"たこつぼ心筋症"という病気を
知っていますか?
ある論文で、肺癌の手術後に
たこつぼ心筋症を発症し、突然死した
事例があったそうです
私は名前を聞いたことはありましたが
どんな病態なのかわかっていなかった
ので、改めて調べてみました
たこつぼ型心筋症とは?
※個人的に調べたものをお伝えします!
目次
①どういう病気?
②由来
③発症年齢・性別
④誘因
⑤症状
⑥その他の特徴
⑦治療
⑧予後
⑨まとめ・感想
①どういう病気?
…一過性の特徴的な心機能障害を呈する
新しい概念の心筋症
②由来
…発作時の左室(心臓の左側)造影所見が
たこつぼに類似することから
③発症年齢・性別
…平均60〜75歳くらい
70歳以上が62.0%との報告もあり
…女性>男性
女性が86%との報告もあり
④誘因
…精神的・身体的ストレスが多い
(職場での口論、胆石胆嚢炎の疼痛、血液透析、
症候性てんかん、手術による侵襲、家族との死別、
サプライズ・パーティ、敗血症、薬物中毒、
ストレス試験、雷による電撃症など)
⑤症状
…胸痛が最も多い
呼吸困難、動悸、全身倦怠感など
⑥その他の特徴
…季節的に夏が多い
発症時間帯は朝が多い
⑦治療
…主に薬物療法
状態により心臓の拍動を補助する
カテーテル手術(大動脈内バルーン
パンピング)
⑧予後
…現在、数日〜数ヶ月で心収縮異常が
正常化するとの報告が多い
再発率は10%
⑨まとめ・感想
簡単にいくつかの論文を参考に
まとめましたが、どれもまだわかって
いないことが多いとありました。
そして、最初に書きましたが、
死亡してしまう事例もあります。
これが恐ろしいところで、
研究はあくまで傾向が強いという
ことを示してくれますが、
例外はもちろんあります。
数%はあるわけですからね
どの論文でもあった精神的・身体的な
ストレスがどれほど影響しているか。
ここが、私の気になった点です。
ストレスは良い面もありますが、
多すぎては死に至るケースも
あると思います。
ストレスがかかったとしても
キャッチしてしまうのではなく、
いかにそれを流せるか、払えるか、が
重要だと思います
ストレスを受け取ってしまうのは
自分より他人を信じてしまうから
なのか。。。
参考文献:
吉川勉,たこつぼ型心筋症,日本内科学会雑誌第103巻 第2号,309〜315,平成26年2月10日
山下英治,他,たこつぼ型心筋症21例の臨床的特徴の検討,心臓 Vol.35 No.6,379〜385,2003年
栗栖智,たこつぼ心筋症の病態と治療;臨床医の立場から,HEART's Selection4 たこつぼ心筋症(心筋障害),451〜457,2014年