斎藤南北先生の『水墨画で描く 茶掛「四季の手本帖」』の
「杜若図」をお手本に描いてみた。
カキツバタは花のこの白い筋が特徴。
水生で、池や沼地など常に水のあるところを好む。
葉はもう少し太く描けばよかったかな。
野趣味が今一つ・・・
カキツバタといえばこれ
尾形光琳筆 国宝「燕子花図屏風」(右隻)
金無地にカキツバタが群生している。どこか夢幻的な作品だ。
右から1~2扇のカキツバタと4~5扇のカキツバタは、じつはまったく同じ。
光琳はいわゆる「コピペ」をしていた。
光琳は雁金屋という呉服商の息子。
呉服商に生まれた光琳ならではの、型紙を使った技法。