7月4日のインカレは、学習塾の経営者であり、ベストセラー作家の喜多川泰先生による「行動する力」でした。
喜多川先生の講義のポイントは次の5つです。
1.やる気を出させることが大事
塾の経営者であり講師でもある喜多川先生はおっしゃいます。
同じ授業を受講していても、授業の内容をよく理解している生徒とそうでない生徒に分かれる要因は
「復習」である。復習することが生徒たちの力となるため、先生の仕事は授業を教えることだけではなく、生徒にやる気を出させる、復習したくなるように教えることが大事。
2.子供たちには上手に失敗させる
失敗することで気づくこともたくさんあり、失敗をさせる場を作ってあげることが先生の仕事でもある。
もし、失敗する場を作ってあげないと、失敗しないための選択ばかりをするようになり、その結果として行動しなくなる子供になってしまう。
3.大切なのは「出会い」ではなく、「出会うことで行動すること」である
自分の人生を大きく変える人や本と出会っても、そこで何も行動に移さなければ何も変わらない。例えば、「この本と出会ったからこれをやってみよう!」と行動することでもたらされる経験がその人の財産となり、この本の価値が数万倍となる。しかし、行動に移さなければこの本は本以上のものではない。
4.行動することで得たものが財産である
「財産」とは「経験」である、と喜多川先生はおっしゃいます。誰もが経験していない経験を持っている人が財産持ち、誰でも経験していることしかしていない人は財産が少ないと言える。行動によって経験が生まれ、この経験が財産とすると、失敗という経験の中から学んだことが財産となる。特に経営者は、結果を怖れずに行動して失敗の中から学び、より大きな成果を生み出すことができる人たちである。
5.夢は本当に叶うのか?
「夢は叶う」という意味はそれを言う人によって違ってくる。「サッカーの日本代表になりたい」という夢に対して、あきらめなければその夢は本当に叶うのか?・・・いや、叶うとは絶対に言えない。このトップアスリートたちが子供たちに「あきらめなければ夢は叶う!」という意味は、アスリート型の夢であり、言い換えればアメリカンドリーム的な夢である。つまり、他に勝ち続けなければならない実現できない夢であり、「あきらめなければ夢は叶う」は全員には当てはまらない。しかし、この夢が目的ではなく、方向性を示すものであれば、全員「あきらめなければ夢は叶う」。こちらは経営者型の夢であり、言い換えればジャパニーズドリーム的な夢である。失敗を積み重ねながらも、そこで経験したことから学び。正しいことを常に見つけていく。まさしく経営者的の生き方でもある。経験が財産とするならば、経営者型の夢を追求することが子供たちを正しい方向性を示しやすい。
喜多川先生のお話を聴きながら、受講生の皆さんとともに「行動する勇気」を頂きました。
喜多川先生、ありがとうございました。
文責:福地千里
