8月1日のインカレは、全日空パイロットの有元陵氏による「Assertion(アサーション)の効用」でした。
パイロットは子供たちの憧れの職業の1つですが、人命を預かる仕事であるがために危機管理に関しては他の仕事と比較できないくらいの仕組みやマネジメントが行われています。有元陵氏には前回と同様に、航空業界の現状と危機管理をテーマにお話を頂き、その中でもAssertion」についてお話頂きました。
「Assertion(アサーション)」は英語で「主張、断言」という意味。航空業界では危険を感じた時に、役職や立場といった上下関係に関係なく、疑問に思う時や危険を感じた時に自己の主張を強めることを徹底しています。
■「Assertion」の三段階レベル
「Assertion」には、Inquire(尋ねる)⇒Advocate(主張する)⇒Assert(断言する)の3つの段階があります。
①Inquire(尋ねる)
・疑問に思ったことは、確信がなくとも躊躇せずに口に出すこと
②Advocate(主張する)
・正しいと思うことは、自分の意志を率直に伝えること
③Assert(断言する)
・危険を感じた時は自己の主張を強めること
特に日本人は目上の人に対して敬意を強く持っているため、自分の意見を目上の人には言いにくいと
感じている人が多く、それはビジネスの場では決していいこととは言えません。
「Assertion(アサーション)していますか?Assertion(アサーション)させていますか?」
この標語のように、部下は上司に積極的にアサーションし、上司は部下にアサーションさせるマネジメントが必要です。実際にはアサーションさせることの方が難しく、アサーションしやすい職場をつくることが上司やリーダーの条件ともいえます。
私もアサーションをし、アサーションをさせることを意識して行動したいと思います。
文責:福地千里

