先日、20代前半の頃
一緒のチームで仕事をして依頼、
ずっと飲み友達として親交がある
女仲間3人で食事に行きました。
ふと考えると、
付き合いも足掛け30年になろうかと
しています。
そんな仲間の一人が、最近転職をし、
その転職先でのエピソードを
話してくれました。
「仕事場で、10歳くらい下の女性に
仕事を習っている。
もちろん、職場では先輩だから、
新人として、先輩の言葉に
耳を傾けている。
そして教えてもらったことは、
大事に受け止め、仕事に
反映している。」
彼女は、若いときから
職場における縦の人間関係も
きちんと節度を守る人でした。
ですから、
自分が年を重ねたとしても、
仕事を習う立場になれば、
謙虚な態度で教えを乞うて
いるであろうことは、
言わなくても容易に想像が
つきました。
ですが…
彼女の表情は晴れないのです。
彼女の悩みは別なところに
ありました。
「なんで、もっと仕事を教えて
もらえないのだろう…」
ここまでは自分でできるけれど、この先は
聞かないとわからない…
なので、たずねると、
「あ…私のほうでやっておきます」
という若い先輩女子の言葉。
なんともさみしいし、
できないと思われているということが
情けない…
という感じで彼女は表情を
曇らせていました。
人を育てることが難しくなっている世の中
私たち3人は、
20代の頭、同じチームで仕事を
していましたが。
まぁ…そこは、
「やったことがありません。」
「わかりません。」
という、理屈がとおらない職場で、
基礎研修が終わったあとは、
「いいからやれ!」
「みんな最初はそうだ」
という現場の空気が流れていました。
(事実そうすることでしか経験を
つむことができない職種でした)
ですが、
その中で、やれていたのは、
けして、それが「見捨て」や「放任」が
ベースになっている言葉ではなく、
近くにいる先輩・上司は、絶対に
「見ていてくれる」
という信頼があったから。
そして、諸先輩方もその道を
通って、経験を積んできていることが
わかっていたからです。
だから、いつの間にか
やったことがないこと
わからないことへの「恐怖心」が、
「闘志」に変わるように
なっていました。
基本の「き」は、
「挑戦する」
こと
やったことがありません
できません
わかりません
ではなく、
まずはやってみること。
なので、それが染み付いた私たちは、
どんな仕事につこうが、
仕事の幅を広げてきました。
ですが…
ここにきて。
彼女は、
「仕事を教えてもらえない」
という現実を目の当たりにしました。
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ちょっと視点を変えて相手の気持ちを
想像してみました。
「説明してもできないだろう」
「説明するのも時間がかかってめんどくさい」
「失敗されても困る」
「言ったとおりにやってもらえるどうか不安だ」
「ムカついても(年上だから)しかりにくい」
「とにかく余裕がないから自分でやった方が楽」
そうだよね。
自分が若かったときも、そういう気持ち
あったかもしれない…
と思い当たりました。
そして。
今の社会の流れ。
企業、組織、人に余裕がない。
若かろうが年を重ねていようが、
人を育てるという余裕が無くなっています。
そして、
アラフィフ女子たちの気持ち…
※女子とか言うな!という突っ込みは無しで(笑)
「どうせできないだろう前提は、けっこう
傷つくのよね」
「説明してもらえば、理解しそれをやれる
自信はまだまだあるのよ」
「いやいや、もういろいろ言われても
私は無理だから、言われたことを丁寧に
やりたいです」
「やれるんで!と言ったところで、
もし失敗したら『ごめんなさーい(>_<)』じゃ
許されない年よね」
「それなら、余裕をもってやれる範囲内
のことをやっておこうか…」
「最近、体力に不安があるから、やれるって
いうのにも自信が持てない」
「でも本当はできそうなんだけどな。
だけどやっぱりダメだったじゃ、メイワクを
かけてしまうよね…」
「自信」
「守り」
「落胆」
「不安」
「自覚」
「必要とされたい」
「認められたい」
いろいろな気持ちが入り交ざります。
そして、その度合いも人それぞれ。
ですが。
年齢を重ねても
「できない」ことが
「できるようになる」喜びは、
誰もが感じるし、
感じていい(それを他人が奪ってはいけない)
ことです。
それって、生きるエネルギーになるじゃない
ですか!
だから、
「挑戦をあきらめる」 ことは、やめましょう。
そして小さな一歩でも、前に出た自分を
褒めてあげましょう。
だけど、仕事は遊びじゃない。
相手に信頼して仕事をまかせてもらえる
ためには、
小さな実績を積み重ねることは大切です。
たとえそれが、
「こんな簡単なこと…」
とさみしくなることがあっても!です。
卑屈になれというのではなく、
信じて任せてもらっていることへの「感謝」が
きっと私たちの雰囲気を明るくし、
信頼を得ることを助けるからです。
気をつけたいのは、
「教えてもらえばできるのよ!」
というマグロ女にはならないこと。
(マグロ女=何もしないで、仕事を
教えてもらえないとふてくされる女(笑))
いつだって自分らしく
輝いた人生を送りたいですよね。
私もそうです。
でもね、けして悟っているわけでもない
ですから、
日々日々アップダウンです(笑)
今日も、私を信じて仕事を依頼してくださる
方への感謝は、
忘れないようにしたいと思っています。
