ある性的ニオイフェチのフィールドワーク物語 -2ページ目

Ficter 15  やはり、女の子は、存在で男を感化する生き物のようだ   ──ちえり──①

----------------------------------------------------------------------江藤メール
ちえり:18歳(専門学校生)
身長154cm、体重45kg、82-58-84のCカップ、小柄でスタイルのよい女の子です。
髪はストレートのセミロングで、佐藤藍子に似た感じの明るく可愛い女の子です。
Deep××・生××・×× OKです。
キス好きだそうで、××も上手なほうです。
すごくぬれやすく、××のしまりもよい方です。
××経験もそんなにないようです。
若くて小柄な女の子を希望の方、キスが好きな方におすすめです。
ルックス・スタイル良の18歳がフルOKというのは、かなりだと思います。
希望場所は××・××です。
会える時間帯は、平日の17:00~22:00内です。
連絡先は携帯です(要番号通知)。
かなり太った人はNGです。
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9月28日
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ちえり 18歳 090‐‥‥‐‥‥
連絡する時間帯は17:00~22:00位にお願いします。留守電になっているときは、「江藤の紹介で電話した○○ですが、──へ電話ください」と入れておけば、折り返し電話すると思います。
電話番号非通知の場合は出ないそうですので、必ず番号通知にしてかけてください。
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11月18日
 夜10時前にルス電を入れた。
 「土曜は、君はダメなんだっけ? もし大丈夫だったら電話ください。」
  
11月20日
 仕事中に(22:19)電話が来た。
 僕は、少し慌てて、「明日、スケジュール入っちゃったんだよね。また電話する。」と言って切った。この直前にみずほ(Ficter 8・9)から電話があって、再度会うアポを取っていたからだ。
 電話越しに聞いたちえりの声は、あまり魅力的ではなかった。
 声は、僕にとって重要だ。
 それにしても、これまで江藤の紹介で会った女の子で、声が魅力的だった子は、ほとんどいなかったような気がする。唯一、みさお(Ficter 4)が、はきはきとした、やや知性を感じさせる声の調子を持っていたが、残念な体型だった。
 
12月4日
 20時半頃、電話を入れた。ルス電だった。
 「2週間くらい前に1回電話で話した──です。明日、もしスケジュールが空いてたら会いたいんですけど、どうでしょうか。」
 返事はなかった。

 

12月20日
 20:16に電話した。ちえりが出た。
 「平日だけって、プロフィールに書いてあったけど、土日はだめなのかな。」
 「本当はだめだけど、今週は大丈夫。」と、ちえりは答えた。
 言ってみるもんだ。何事も、はっきり答えが出るまで、あきらめるべきではない。
 14:00駅北口ということで話は決まった。定番の待合せ場所だ。
 明日は、シャワーを浴びないでそのまま、という希望をストレートにプッシュして、正直に、僕の趣味だということを言おう。
 「君がいやだって気持ちはわかるけど。もしよかったら。」と、言葉を添えてみるのもいいかもしれない。

 

12月21日
 13時前に、ちえりから電話が入った。僕は、パスタ屋をのレジで、お金を払うところだった。
 「生理になっちゃった。ごめんね。」
 来週なら大丈夫だという。
 「来週って、来週の日曜ってこと?」と、僕は聞いた。
 「来週は、日曜だめだから、土曜なら。」
 「1週間後で大丈夫?」
 そのへんのことはよくわからないが、今日から生理が始まって、ちょうど6日後に約束して本当に大丈夫?っていう意味で、そう聞いた。
 「うん。たぶん大丈夫だと思う。」と、ちえりは答えた。
 あまり、がっかりしなかった。今日は、それほどのっていなかったので、少しほっとしたくらいだった。

 

12月27日
 ちえりは来なかった。携帯の電源は切られていた。

 

12月29日
 夜6時半頃電話した。ちえりが出た。 
 明日はどうかと聞いたら、時間によっては大丈夫だという。
 僕は、お決まりの14:00駅北口ということで約束した。

 

12月30日
 今、約束の14時。僕は、まだ地下鉄に乗っている。
 遅刻だ。こちらの非だから、帰られても仕方ない。
 駅に着いた。約束の14時から10分くらい過ぎていた。ちえりに電話を入れたが、通じない。僕は、時間を空けて数回電話したが、携帯会社の音声が流れるのみだ。おそらく、電源が切れているのだろう。
 僕はまだ、ちえりの姿を一度も見たことがないのだから、来ていたとしても、携帯なしでは、無事会うことはかなり厳しい。  
 結局、今日も会えなかった。