医療型短期入所施設 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->医療型入所> 

最高気温は、22℃に達する予報だ。
暖かいのでショウの機嫌も悪くない。

ご飯を食べている最中に、ピアノで遊びたくなるらしく、
食べた量に比例して、玩具のある方へ
視線が向けられる回数が徐々に増えてくる。


午前は、美術で模造紙に絵を描いたそうだ。
午後は、音楽で楽器を演奏したり、
フルートの演奏を鑑賞したりして、過ごしたそうだ。


今日の放課後は、医療型短期入所の施設へ、
ショウを連れて、見学&問診へ行った。

建物は、エレベーターの入口が外側にあるので、
駐車場からスムーズに二階へ上がれる。

このエレベーターにショウが気が付かないわけがなく、
直ぐに、超乗り乗りモードになっていた。
が、チョッと待った その前に問診を受けよう

と言う事で、建物の1階の部屋に入ると、
ショウが急に神妙な面持ちになった。
それもそのはず、どう見ても病院の中だからだ。


そうです。この事業所は、医療併設型の施設で、
1階が医療施設、2階がケアルームとなっていて、
万一、体調に異変が有った時に、
直ぐに診察し、処置を受けられるのである。

問診後に訪れたケアールームは、ショウの様に
車椅子で動き回る子にとっては手狭だが、
這いずりしている分には、十分な広さだった。

この施設には、入浴介助も備わっているので、
ショウがスタッフに慣れたら、頼んでみようと思っている。


今回訪れた施設は、医療ケアーが必要な子供を
どうしても預けなければならなくなって困った時に、
安心して任せられる施設だと思った。