車椅子の座板 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->KS> 

寒冷前線が通過したのに、それ程寒くはない。
実は、一日遅れで寒気がやってくるのだ。

いつもの様に朝はバタバタと忙しく、
何か忘れるには、最高の環境である事は間違いない。
今日の忘れ物、それは、ショウの車椅子の座板 


実は、
ここ数日、連続で、車椅子の上でお漏らしをしたのだ。

家では、それが原因で漏れた事は
ショウが生まれてこの方、数えるくらいしかない。
ギャザーの中にチンチンが収まっていなかったのが原因で、
介助員さんがオムツをしっかりと履かせなかったからである。

つまり、オムツが漏れやすいのではなく、
介助員の不注意が原因なのである。
そして、何度も洗ったので、解れてきてしまったのだ。


前置きが長くなってしまったが、
修理する為に業者が学校へ立ち寄って座板を回収するので、
代わりの座板を持参する必要があったのに忘れたのだ 

下校時刻に、学校へ座板を届けると、
パパが迎えに来てくれたのだと勘違いして、大騒ぎしていた。
でも、直ぐにバイバイと言って居なくなってしまったので、
呆然としていたらしい。 (◎_◎;)