薬の減量 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->大学病院> 晴れ

スカッと晴れた。
雨上がりなのに、意外にカラッとしている。
大陸から来た北の高気圧だからだ。


学校の連絡帳には、『 イス取りゲーム 』 をしたと
よく書いてあるのだが、車椅子に座っているショウが、
以前から、どうやってイスを取るのかはてなマーク

不思議だったが・・・、どうやら床にシートが置いてあり、
その上に移動して停まるルールらしい。


今日の午後は、大学病院で定期問診。
予約時間通りに行ったのだが、2時間以上待たされた。
これでは、予約の意味が無い。

携帯で順番が分るようにしてくれれば、
用事を済ますこともできるのに・・・。 (-""-;)


普段なら、
問診して、処方箋を書いて頂いて終わりだが、
今日は、 『 薬の減量 』 について相談した。

以前は、2種類の薬を飲んでいたが、
今年の初めに、一種類を止めた。
その後の経過も順調なので、
もう一種類も止めようと考えたのだ。

しかし、リスクは低くはない。
いや、むしろ高くなると言ってよい。


薬が脳の成長を阻害し、
体に不調(副作用)をもたらしているのは明らかだ。
一方で、発作が起こるという不安が常に付きまとって、
薬の完全停止に踏み切れないと言うジレンマが襲う。


結論は、とにかく減らしてみる。(前進あるのみ)
何か有ったら、その時考える。
何も起こらなければ、その時はショウにとって幸せだ。

というわけで、次回の診察から
段階的に薬の量を減らして行く事になった。

なぜ次回かと言うと、
学校の校外宿泊学習があるからです。
(環境の大きな変化は、発作の引き金になりやすい)