新しい療育施設が始まる日 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->GM> 晴れ


便秘気味だからなのか?

目覚めた時から何だか機嫌が悪い。

時間が経つに連れてニコニコはしてきたが、

何だか気だるそうだ。


ただそれも、学校へ着く頃には改善されていた。


さて、今日は、新しい療育施設の日。
何となく、曜日感覚を見に付け始めたショウは、
今日は5年間続けている療育の日だと言う事を理解している。

いつもの様に、パパが迎えに来て、
O療育施設へ向かう道を走ると、気分はノリノリ音譜
(ショウは小さい頃から地理を覚えることが、大得意)

ところがビックリマーク
いつもの駐車場を通り過ぎてしまうと、表情が一変!?
「あれ?今日は、O療育施設じゃないの?」と言う顔。

で、次は、S保育施設へと通じる道を走ることになると、
そうか今日は、あそこか!と、勝手に思い込み、
またまた、気分はノリノリ音譜

ところがビックリマーク
またしても、期待を裏切り、

パパは駐車場を通り過ぎてしまった。

「パパ、何処行くの!? ぼく、この道知らないよ冷や汗
ショウの頭の中にある地図から外れるにしたがって、
先程まであった、余裕は影を潜めた。


不安が頭を過ぎっているのが、

顔を見れば手に取るようにわかる。

知らない駐車場に停まり、建物の中に連れられて入ると、
知らない人が待っていた。

この時、ショウの不安はついにピークを迎えいた。


そこへ、S先生登場(以前の療育施設のショウの担当)
「あれS先生ビックリマーク 何故、ここに居るの?」
驚き共に、緊張から開放された顔になった。

雰囲気が違うけど・・・、以前の様に勉強すれば良いんだよね!?
と、頑張ったショウでした。 むふっ