集中合宿02 とにかく早く | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ


今日は午後に前線が通過する。

気圧配置から推測すると、12時頃には地上に居たい。

とにかく早く準備し、

とにかく早く飛び、

とにかく早く降ろしたい。



前日の打合せ通り、ショップではなくて、

猪之頭のランディング場に直行した。


勿論、まだ誰も着ていない。

塾生共に、直ぐに山へ上がった。

もう南風が入っていて、飛べる感じ。


川地がダミーで飛ぼうかと思っていたら、

隣りのエリアから数機が飛び立った。

前山付近を飛んでいるだけなら怪しくない。


塾生にGoビックリマークサインを出した。

(9時30分を過ぎていた。)


11時を過ぎた頃には、いよいよ怪しくなり、

南西の強風が何時入って来てもおかしくない状態になった。

勿論、フライトはすでに終了していた。



講習会場なら、まだグランドハンドリングの

トレーニングができる程の弱い風なので、

移動して練習する事にした。


こちらで、1時間ほど運動をした頃にお昼のサイレンが鳴り、

そのサイレンを機に、徐々に強風になって行った。

そして、トレーニング終了。


こんなに早く塾を終えることは、なかなか無いが、

内容は濃くできたのではないかと思う。