自走の練習 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->KS> 晴れ


週末をゆっくりと過ごした事で、
月曜日は、朝から絶好調のショウだ。
悪戯だって、絶好調!  ♪(*^ ・^)ノ⌒☆  ヾ(▼ヘ▼;)

ハザードランプの点滅ボタンは、
車に乗せると、もうお決まりの悪戯だ。
パパが怒ると、もう一度押して、元に戻すが、

車椅子を乗せている隙に、再び押している。


注意すればする程、面白がって、

ますます図に乗って悪戯をする。


そんな悪戯坊主は、学校に行くと良い子で居るようで、
絵本の読み聞かせの時は、静かに聞いているらしい。
最初の頃は緊張していた買物ごっこも、
今ではすっかり役に成り切っている。

今日の買物は、マヨネーズを選んだらしい。

そうです、ショウは正真正銘の 『 マヨラー 』 です。

マヨネーズを付ければ、ほぼ何でも食べます。



午後は、車椅子の 『 自走の訓練 』 をしたそうだ。

車椅子を漕げたのでは?と思われるかもしれないが、

ショウは車椅子を漕ぐ事はできるが、調整ができない。

だから、進路が曲がってしまっても、そのまま突き進む。


今日は、ショウが自身の力でコントロールして、

行きたい方向へ行くように、壁にあたっても

あえて先生は手助けせず、見守ったそうだ。


壁にぶつかりそうになると、ついつい手助けしてしまうが、

それをせず、本人に困難を乗り越えさせる事が重要だ。