スロベニアツアー2 飛んでしまえば、都 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<ツアー2日目> 晴れ 所により くもり


今日は、山間部は南西の強風になる予報

(実際に日中に、最大風速22m/sを記録した)なので、

イタリアのNova Gorica(ノバ ゴリッツァ)という町の

近くにあるLIJAK(リヤック)というエリアへ行く。


このエリアは地中海に近い平野部に位置していて、

テイクオフ(離陸)場も600mそこそこと低く、

高層の強風の影響を受けにくい。


とは、言うものの風が強くなる事に変わりは無く、

早朝に移動して、1~2時間飛び、

お洒落なイタリアン・レストランで優雅にランチをして

午後は鍾乳洞観光へ行くというプランを立てた。



エリアのランディング(着陸)場へ行ってみると、

意外にも無風。山も余り風が入っていない感じ?

長期戦かはてなマーク 計画変更ビックリマーク 

サンドイッチを買って山へ上がった。


ところが、テイクオフ(離陸)場に到着する頃には、

風が入るようになっていて、分単位で強くなっていた。

30分以内に飛び立つ様に、全員に指示をだした。


この読みは正しく、レスキューのピンが

外れるというハプニングに見舞われた方が、

残念ながらテイクオフを諦める事になってしまった。



飛び立てれば、風は殆ど荒れておらず、

吹き抜けさえ気を付ければ、楽しめる状態だった。


結局、爆風になることは無く、1日中飛べた。

南東方向へ15km程、沖に10km程の広い範囲を

グランドサーマルを乗り継いで遊べた。


サーマルも大きくて緩やか、荒れていなかったので、

『 飛んでしまえば、都 』 な一日でした。