<お仕事> のち
のち
九州地方が、待ちに待った梅雨明けである。
朝から天気も良く、昨日ほど気温源率もよくないので、
雷雨が来るのも、午後遅くになってからだろう。
しかし、月曜日に参加する予定だった塾生も
大気が不安定と言う事で、エリアには現れず、
今日の塾生は一人。(チョッと寂しい)
正に、マンツーマンなので、塾生は喜んでいた。
が、今日は、空回りが多かった。
切欠は、些細な事。
ランディング(着陸)場の車にコンテナを忘れたのだ。
絶好のコンディションを目前に控え、
飛んで降りる事になってしまった。
この最初のボタンの掛け違いが、
今日一日のフライトに、最後まで影を落とすことになる。
実は、途中に何度か、修正するチャンスがあった。
しかし、相変わらずのマイペースで、
このチャンスを見す見す逃す事になってしまった。
なぜ、今回、この話題を取り上げたかというと、
多くのパイロットがマイペースなのだ。
明らかに、引潮から上潮へ
道路でいうなら、流れが悪い車線から良い車線へ。
飛びでいうなら、コース取りが悪いのに、
リフトラインに乗り換えるチャンスがありながら、
全く変更をしようとしないのだ。
例えば、テイクオフのタイミング。
沖で良好なサーマルが発生し、
それに乗るには、 “ 今 ” しかないのに、
「もう少し風が入ったら」と言って、
飛び立たないパイロットをよく見かける。
コンディションは、“ジャスト・ナウ”なのに、それを見送り、
悪くなった頃に飛び立ち、あえなく撃沈して、
大きく肩を落とす姿を、幾度となく目撃してきた。。
そんな方々に、私はいつも言っている、
『 自然のリズムに合わせなさい 』 合わせられないなら、
合わせられる様に練習を積みなさいと。