新しい福祉事務所 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->KS> くもり 時々 晴れ


天気予報では、気温が30℃に届くと予測していたが、

台風一過で風が強く、それ程暑くは感じなかった。



新しい福祉事務所が、7月からスタートするらしく、

今日は、その説明会に出席した。


施設も学校からの帰宅途中にあるので、

利用に適しているか判断するために、

間取りや建物の状況を実際に見てきた。


第一印象としては、お願いしてみようかなと思った。



既に、複数の福祉事務所にお願いしているのに、

なぜ、また一つ増やすのかはてなマーク


ショウを預ける為には、大量の書類の提出や面談、

スタッフの前で介助の実演をしなければならない。

市役所にも出向き、他の事務所との調整も必要だ。



それでも、なお増やすには、訳がある。


それは、ショウの適応性の向上とリスク回避のためだ。

一つの事務所で、ショウが慣れ親しんだスタッフであれば、

確かに、ショウにストレスが掛からないので一見良さそうだ。


しかし、

スタッフも事務所も、恒久的に変わらないわけではない。


都合でスタッフが辞めざるをえなくなったとか、

都合で建物が使えなくなったとか、様々な事情で、

唯一のの福祉事務所が使えなくなったとしたら・・・。


そうなってからジタバタしても、手遅れだからだ。



様々な福祉事務所へ預けるとう方針で、

ショウにも変化が現れている。人見知りが減っているし、

気持ちを何とか伝えようとする姿勢が生まれている。

オシッコが良い例だ。


ショウに、がんばれとエールを送りたい音譜