自分の力で | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->SB> 雨


バギー(幼児用車椅子)が壊れてしまったので、

今日から、登下校は普通の車椅子だ。


車椅子はバギー程にはコンパクトに折り畳めない上に、

荷物を沢山引っ掛ける事ができないので、

雨の日は車への乗せ降しが大変だ。



翔は、車椅子を漕ぐ事ができる。

ただし、細かく方向をコントロールできないので、

常にサポートしてあげないと壁に激突してしまう。 (^^ゞ


でも、翔にとっては、

バギーよりも車椅子の方が好きなようだ。


何と言っても、 “ 自分の力 ” で移動できる事に、

喜びを感じ、嬉しいようだ。  ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ



学校での学習の授業では、以前にお話した

『 大きい穴、小さい穴 』 のゲームがレベルアップした。


板で見えなくされた上で、穴が開いた箱の位置を変えて、
ボール入れに挑戦するのだ。


当然、翔は直前に入れたほうの箱へ、

真っ先にボールを入れようとしたらしい。

(記憶力は確かです。)


入らないので、しばらく試行錯誤したようだ。

終いには、入らないので、

ボールを投げ捨てるシーンもあったようだ。

(塾生にもいるなぁ~、こんな人)


上手くクリアーできなかったようだが、

その後も粘り強く考えていたらしい。

初めての試みなので、よくがんばったと思う。

(実は、この自分で考える事が大事である。)